世界ジュニア 男子FS

羽生君、やってくれました！おめでとう！SP３位から逆転して、優勝！結果を知ったとき、「結弦、偉～い！」と叫んで、PCの前で手を叩いてしまいました。彼なら表彰台は乗れるだろうと思っていましたが、強敵も多いし優勝できるかは時の運もありますものね。
これで大ちゃん、織田君、小塚君に次ぐ、４人目の男子ジュニアチャンピオン誕生ですね！他にもいい若手選手が揃っているし、日本の男子フィギュアの未来は明るそうです。
枠も３枠獲得できたし、気が早すぎるけれど、今から来年の世界ジュニアがもう楽しみ。（笑）

公式リザルト

羽生君のFS、ほぼノーミスでしょうか。プロトコルを見る限りでは、3A２本で１本は後半、3Lz２本入れてノーミスですよね。フリップだけがアテンションマークが付いて減点されていますし、３連続ジャンプも入れていませんが、ミスのうちには入りませんよね。
得意のスピンではレベル３が２つとレベル４が１つ。ステップはレベル２。
TESは77.95と高く、これにシニア並みのPCSが出れば、シニアのトップ選手としてやっていけるぐらいです。日本は実力あるトップ３が揃っているので、シニアとして世界選手権などの大きな大会に出場するのは厳しいかと思いますが、選手層の薄い国なら、デニスのようにもうシニアで活躍していけますね。羽生君、来季はシニアに上がるのでしょうか？
PCS、７点台が３つ出ています。７点台を出した選手は彼だけ。SPでも一番高いPCSをもらっていたし、それだけ彼のスケーティングと表現力は高いのでしょうね。まだ15歳の彼だから、この面でも今後どれだけ伸びていくかが楽しみです。

２位はSP５位からFS２位のナン・ソン君。彼はさわやかな演技をする、好きな選手です。ジャンプに安定感があるのでやはり表彰台に上がってきましたね。3Aを後半に入れられるとさらに点が出そうです。
Ｊスポの四大陸を見ていたとき、樋口先生が感情をよく表現していると評しましたが、スケーティングが伸びないとも言っていました。FSで羽生君との間にPCSの点差がついたのは、その辺りが原因でしょうか。

３位はSP６位からFS３位のガチンスキー君。さすがミーシンコーチの秘蔵っ子、ここに来て実力を発揮し始めましたね。前評判が高かった割には、中々活躍しないなぁなんて思っていたんですよ。

４位と５位にSP１、２位だったアメリカの２選手が入っています。
４位はSP２位だったメッシング、５位はSP１位だったホフスタイン。すでにシニアの大会でも活躍していたマハバヌーザディは10位でしたね。

優勝候補だったと思われるデニス・テンはSP４位、FS15位の総合９位。
彼は絶対に試合の出すぎだと思います。いくら若くてもお疲れでしょう。それともこの試合は世界選手権のための調整と割り切っているのでしょうか？世界選手権でまた素晴らしい演技を見せてもらえたらと思います。

羽生君の活躍で今日は気分よく過ごせそう。結弦君、おめでとう！＆ありがとう！
女子の村上佳菜子ちゃんも、結弦君に続いてもらいたいです。

きちんとしたテレビ放送は４月のＪスポ待ちですね。
フジ系列で14日深夜の2：35～4：00と放送があるけれど、男子はどこまで放送してくれるでしょうか。しかし、関東のみの放送かと思っていたら、私が住む地域でも放送がありました。東海テレビさん、ありがとう！