オフシーズンに入り、ブログに書くフィギュア関連の話題のほとんどをチュッキョフィギュアに頼ってしまっています。
美姫ちゃんのインタビューですが、場所は背後に緑滴るガラス張りのいつものロビーではありませんでした。でもリンクの一角なのでしょうね、美姫ちゃんは上下ともジャージ姿で、髪は無造作にポニーテールにしてシュシュで留めていました。お化粧もナチュラルな薄化粧。きりっとしていていかにもアスリートらしかったです。
「バンクーバー五輪への想い」という題のインタビューで、インタビュアーは本田恵美アナウンサーです。
本田アナ「まず、今シーズンを振り返って、いかがですか?」
美姫ちゃん「棄権で終わってしまった世界選手権から1年を過ぎて、先シーズンはすごく充実していたので、本当にあの1年、ワンシーズン過ぎるのがすごく早くて、自分なりに色々と成長もできたの実感できたワンシーズンだったかなと思います。前はそのときの気分で踊っていたので、それをなくして、やはり選手としてだと、波があってはいけないかなっていう勉強になったので。」
<精神的に成長したきっかけとなったモロゾフコーチのある一言>
「ゴールはやっぱりオリンピックでしょって。世界選手権は毎年あるのだから、そんな1回こういうふう(棄権)になっただけで、終わるんじゃなくて、僕達のゴールはオリンピックでしょって、ここでやめさせるわけにはいかないって言われたときに、そんな(私のことを)考えてくれてるんだって。だから、それが一番のきっかけですね。がんばんなきゃいけないと思ったきっかけ。」
<代名詞ともいえる4回転ジャンプには、どんな想いをこめているのか>
「らしさですね。4回転なしでも勝てるんで。逆に言うと、トリプル-トリプルなくても、女子の場合はできるっていうか、台には乗れる。でもそれに甘えずに、自分らしさっていうか、自分しかできないですし、今年からダウングレード(のルール)がちょっと柔らかくなったんで、ぜひトライさしてほしいって気持ちで。やはりトリノのときとは違う想いで、日本代表として自分のやるべきことをやることが大事だと思いますし、1人の選手としてもっと成長していけるように、日々過ごしたいなーと思っています。」
<本田アナウンサー、スタジオにて>
「練習の時はモロゾフコーチにかなりどなられたそうなんですよ。でもコーチは自分にとって新しい風を吹き込んでくれた人だって仰っていました。コーチと一緒にオリンピックにぜひ強い気持ちで臨みたいって仰っていました。」
美姫ちゃん、きりっとしたいい表情をしていました。彼女は一流の素晴らしいアスリートですが、このインタビューのときほど、彼女がアスリートっぽく見えたことがないってほどアスリートらしく見えました。
気負うのでもなく、弱気になるのでもなく、冷静に今の状況を捉え、落ち着いてなすべきことを1つ1つこなしているという感じに見えました。
きっと精神的にも肉体的にもいい状態なのでしょうね。バンクーバーにも絶対に行くという強い意志が感じられます。
世界選手権3位は自信を取り戻すきっかけになったのと同時に、オリンピックのメダルを目指すのに、最適なポジションだったと思います。プレッシャーはかかりすぎないのに、実力があることをアピールできていますからね。
5種類の3回転ジャンプを跳べる彼女は、堅実なプログラム構成でミスなく滑れば、それだけでメダルを獲れる可能性は高いです。
それを自覚しているにも関わらず、「自分らしさ」を求めて4回転や3-3も入れたい彼女に、真のアスリートとしてのプライドを感じました。
真央ちゃんもそうですが、日本の選手は女子も「サムライ」って感じがします。4回転を回避して無難にまとめてメダルを手にすることしか考えていない男子選手よりも、ずっと男らしいって表現は変だけれど、かっこいい。
個人的には、美姫ちゃんには4回転や3-3を入れることよりも、メダルを確実に手に入れることを重視してほしいんですけれどね。
モロさん、どうか美姫ちゃんのために最高の戦略と最高のプログラムをお願いします。そしてモロさんはもちろん、彼女を取り巻くすべての関係者が彼女を最適にサポートしてくれますように。
そしてモロさん、自分の元にいる日本の他の選手達全員もよろしくお願いしますね。
美姫ちゃんのインタビューですが、場所は背後に緑滴るガラス張りのいつものロビーではありませんでした。でもリンクの一角なのでしょうね、美姫ちゃんは上下ともジャージ姿で、髪は無造作にポニーテールにしてシュシュで留めていました。お化粧もナチュラルな薄化粧。きりっとしていていかにもアスリートらしかったです。
「バンクーバー五輪への想い」という題のインタビューで、インタビュアーは本田恵美アナウンサーです。
本田アナ「まず、今シーズンを振り返って、いかがですか?」
美姫ちゃん「棄権で終わってしまった世界選手権から1年を過ぎて、先シーズンはすごく充実していたので、本当にあの1年、ワンシーズン過ぎるのがすごく早くて、自分なりに色々と成長もできたの実感できたワンシーズンだったかなと思います。前はそのときの気分で踊っていたので、それをなくして、やはり選手としてだと、波があってはいけないかなっていう勉強になったので。」
<精神的に成長したきっかけとなったモロゾフコーチのある一言>
「ゴールはやっぱりオリンピックでしょって。世界選手権は毎年あるのだから、そんな1回こういうふう(棄権)になっただけで、終わるんじゃなくて、僕達のゴールはオリンピックでしょって、ここでやめさせるわけにはいかないって言われたときに、そんな(私のことを)考えてくれてるんだって。だから、それが一番のきっかけですね。がんばんなきゃいけないと思ったきっかけ。」
<代名詞ともいえる4回転ジャンプには、どんな想いをこめているのか>
「らしさですね。4回転なしでも勝てるんで。逆に言うと、トリプル-トリプルなくても、女子の場合はできるっていうか、台には乗れる。でもそれに甘えずに、自分らしさっていうか、自分しかできないですし、今年からダウングレード(のルール)がちょっと柔らかくなったんで、ぜひトライさしてほしいって気持ちで。やはりトリノのときとは違う想いで、日本代表として自分のやるべきことをやることが大事だと思いますし、1人の選手としてもっと成長していけるように、日々過ごしたいなーと思っています。」
<本田アナウンサー、スタジオにて>
「練習の時はモロゾフコーチにかなりどなられたそうなんですよ。でもコーチは自分にとって新しい風を吹き込んでくれた人だって仰っていました。コーチと一緒にオリンピックにぜひ強い気持ちで臨みたいって仰っていました。」
美姫ちゃん、きりっとしたいい表情をしていました。彼女は一流の素晴らしいアスリートですが、このインタビューのときほど、彼女がアスリートっぽく見えたことがないってほどアスリートらしく見えました。
気負うのでもなく、弱気になるのでもなく、冷静に今の状況を捉え、落ち着いてなすべきことを1つ1つこなしているという感じに見えました。
きっと精神的にも肉体的にもいい状態なのでしょうね。バンクーバーにも絶対に行くという強い意志が感じられます。
世界選手権3位は自信を取り戻すきっかけになったのと同時に、オリンピックのメダルを目指すのに、最適なポジションだったと思います。プレッシャーはかかりすぎないのに、実力があることをアピールできていますからね。
5種類の3回転ジャンプを跳べる彼女は、堅実なプログラム構成でミスなく滑れば、それだけでメダルを獲れる可能性は高いです。
それを自覚しているにも関わらず、「自分らしさ」を求めて4回転や3-3も入れたい彼女に、真のアスリートとしてのプライドを感じました。
真央ちゃんもそうですが、日本の選手は女子も「サムライ」って感じがします。4回転を回避して無難にまとめてメダルを手にすることしか考えていない男子選手よりも、ずっと男らしいって表現は変だけれど、かっこいい。
個人的には、美姫ちゃんには4回転や3-3を入れることよりも、メダルを確実に手に入れることを重視してほしいんですけれどね。
モロさん、どうか美姫ちゃんのために最高の戦略と最高のプログラムをお願いします。そしてモロさんはもちろん、彼女を取り巻くすべての関係者が彼女を最適にサポートしてくれますように。
そしてモロさん、自分の元にいる日本の他の選手達全員もよろしくお願いしますね。
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