気ままにフィギュアスケート!

男子シングルが好きです。

全日本 代表選考

2013-12-24 17:59:30 | フィギュアスケート大会
会場に行かれた方、テレビでご覧になった方、どちらも本当にお疲れ様でした。
男子の2日間だけ見て帰ってきた私にとっても怒涛の3日間でした。数日でここまで感情が大きく揺すぶられたことは、スケートの観戦では初めてです。
公式リザルト

まずは、大ちゃん、ソチの代表、おめでとう!!!!!
本当に嬉しいです。もちろん選考基準のことがありましたから、フリーの後も選ばれる可能性のほうが高いと思っていました。
でも発表があるまで安心できませんからね。祈りながら発表を見ていて、彼の名前が読み上げられて跳び上がって喜び、迷惑がられながら家族に報告し、スマホの通信機能上で友人達と喜び合いました。

今朝の日経の記事で、連盟の満場一致で選出されたのを知ったときは、さらに嬉しさが増して、このときのほうが泣けてきました。
時には連盟に不信感を持ってしまうこともあるのですが、彼のスケートを愛しているのは世界中のファンだけでなく、恐らく連盟の関係者もなのです。
もちろん選考基準に照らし合わせた上で、小塚君よりも大ちゃんのほうがメダルを取れる可能性が高いと合理的に判断したのでしょうけれど、内心個々の役員さんがソチの舞台で見たいスケートは大ちゃんのほうだったというのもあると思います。

大ちゃんの選出以外では、選手の明暗は分かれましたね。
まず、小塚君は世界選手権にも選出されませんでした。
そして全日本6位だった無良君は四大陸に選出されず、8位だった刑事君が世界Jr.と共に選出されました。
他は妥当だったと思いますが、小塚君、無良君にとっては非情な選考だったといえるでしょう。

ただ、刑事君を選んだのはわかるんですよね。連盟は選手の育成をし続けていかなければなりません。今の日本は世界で最も選手層が厚く、ソチでメダルを狙える選手が複数います。
しかし、ソチ後はどうでしょう。大ちゃん、織田君、明子ちゃん、美姫ちゃん、真央ちゃんが引退した後は。次のオリンピックを目指せるかという点では小塚君も厳しいし、町田君も次のオリンピックは目指さないと言っているし、男女とも若い選手の育成を急がなければなりません。
日本が3枠を取り続けるために、刑事君に今年シニアを経験しておいてほしかったのですよね。

女子は私の希望通りのメンバーが表彰台に乗ってくれてすんなり決まり、これもまたすごく嬉しいです。明子ちゃんで3回も泣きました。

試合の感想も少しだけ書きたいのですが、明日以降になると思います。
しかしとんでもなく波乱万丈の全日本でした。7回目の観戦ですが、よくも悪くもこれまでで一番印象に残る試合になりました。
でも終わりよければすべてよし、ですね。
今回代表の日本選手全員が、ソチで最高の演技ができますように!そして海外の選手達もそんな演技を見せてくれますように!