気ままにフィギュアスケート!

男子シングルが好きです。

目線

2012-01-05 23:51:13 | フィギュアスケート大会
全日本観戦日記番外編です。大したことじゃないけれど、書きそびれていたので。

男子SPの23日は、アリーナ席でした。
結弦君の演技中、まともに観客席に視線が入ってきました。きれいな表情と目でした。
残念ながら目が合ったとかではないのですが、近くに座っている観客の上を目線が流れていくのを感じました。

男子FSの24日はジャッジ裏のスタンドSSでした。中央付近だったので、演技自体はこの日のほうがずっとよく見えました。
小塚君の点数が出るのを待つ間、大ちゃんがゆるやかにリンクを滑走しながらアリーナ席に切り込むように視線をすーっと流していくのが見えました。
演技中ではないときにまで観客席に目線を送るのにちょっとびっくりでした。
しかし、このときはその直後のフリーがあんなに調子が悪いとは思わなかったです。今思うと、もしかしたら観客からパワーをもらおうとしていたとか?それとも気持ちを落ち着かせるために観客の顔を見るようにしていたのでしょうか。

自分が座っている場所から見た選手のことしかわからないので一概には言えないのですが、選手が観客をチラ見するとかではなく、ストレートに観客に目線を送っているのに気付いたのはこの2回だけです。
大ちゃんと結弦君、なんだかこの強い目線が演技のアピール力につながっている気がします。

話は外れますが、女子選手の強い目線を受けてしまったのは、2009年のNHK杯のファヌフ選手。長野ビッグハットでの6分間練習の時に、挑むような強い目線で観客を見つめる彼女と目が合ってしまい、ちょっと怖かったです。(笑)

また話はずれますが、今回あるコーチとその教え子である選手たちとホテルが同じで、ロビーですれ違ったりしました。
話し掛けたりはしてませんが、そんなときついちらりと見ちゃうんですよね。
普段私は若い男性が通りかかったりしても、わざわざ顔を見るようなことはしていません。日常生活では若いイケメンにはなるべく興味を持たないようにしています。(笑)

でも会場や会場付近では、選手かもしれないと思うとつい顔を見てしまいます。すると正面にいるとかではなくてもけっこう目が合ってしまいました。しかも目が合ったのはけっこうイケメンばかり。家に帰ってから、「ここ2、3日、イケメンの子とよく目が合ったよ~」と娘に報告したら、「ガンつけてるな、と思われたね」とのつれない返事。
娘の中で私はどんな恐ろしいキャラなのでしょう。私には男性に喧嘩を売るような根性はないです。(汗)

ところで何度かすれ違っても、シャイそうな選手とは目が合いませんでした。
その一方で、会場で普通に歩いていただけでわざわざ見てないのに、正面にいた彰生君とはまともに目が合うし。アピール力抜群の彼は、こんなところにも性格が出ているのかもしれません。
人の視線を感じたときに見つめ返すのは、自分に自信があったり、人とのコミュニケーションが得意な人に多いのだろうなと思いました。

そういうわけで、アピール力を高めたい選手は、演技中はなるべく観客席をしっかりと見つめる、日常生活でも人の視線を感じたら目を合わせる、ということをしてみるといいかも?なんて思いました。
娘の「ガンつけた」話じゃないけれど、変な相手と目を合わせて因縁を付けられたりしないようには気を付けながら。(笑)