バンクーバーOP前は、フィギュアスケート関連の本や雑誌などの出版が相次いでいましたね。
私は定番のWFSとDaysと大ちゃん関連にしか手を出さなかったのですが、それ以外に買ったのがこの本。
Numberの真央ちゃん記事の執筆者でもあった宇都宮直子さんの「フィギュアスケートに懸ける人々」です。
宇都宮さんは「浅田真央、18歳」などの真央ちゃんの本の著者でもあるんですね。真央ちゃん本は私は読んでいませんが。
宇都宮さんの著書は初めて読んだのですが、この本は著者のフィギュアスケートの長年の取材を通しての知識の深さと、愛情が伝わってきておもしろかったです。内容の切り口もよかった。
内容は愛知のスケーター中心です。
まずは伊藤みどりさんと山田満知子コーチ。アルベールビルOPの3Aについて、山田コーチの生い立ちから指導者としての姿勢について。
男子選手は小塚君が詳しいです。小塚君ファンにとっては嬉しい本かもしれません。
中京大やトヨタのサポートについて。お祖父様の光彦さんが愛知のスケート界に対して果たした役割や、息子の嗣彦さんへのスパルタ教育について。さらに小塚君へのスケートの話と、親子3代に亘る小塚家のスケート史が語られています。
佐藤信夫コーチの若い頃の日本のスケート事情も。
そしてこれまで知らなくて驚いたのが、吉岡信彦強化部長が千葉大の教育学部スポーツ科学課程の教授だったこと。国立大の教授と財団法人の役員は兼務できるのですね。
野辺山合宿についての説明もあります。
吉岡強化部長は、バンクーバーへも監督として現地入りしていましたね。リンクサイドでいつもコーチのすぐ横で選手を見守っていたのが印象的でした。
ウイニングランの大ちゃんに日の丸を渡したのもこの方。
FS前に4回転がどうのという発言もありましたが、あれも問題なかったようで。
そしてアイスショーの世界についても。PIWの歴史について語られています。
薄い新書だけれど、読み応えある本でした。
私は定番のWFSとDaysと大ちゃん関連にしか手を出さなかったのですが、それ以外に買ったのがこの本。
Numberの真央ちゃん記事の執筆者でもあった宇都宮直子さんの「フィギュアスケートに懸ける人々」です。
宇都宮さんは「浅田真央、18歳」などの真央ちゃんの本の著者でもあるんですね。真央ちゃん本は私は読んでいませんが。
宇都宮さんの著書は初めて読んだのですが、この本は著者のフィギュアスケートの長年の取材を通しての知識の深さと、愛情が伝わってきておもしろかったです。内容の切り口もよかった。
内容は愛知のスケーター中心です。
まずは伊藤みどりさんと山田満知子コーチ。アルベールビルOPの3Aについて、山田コーチの生い立ちから指導者としての姿勢について。
男子選手は小塚君が詳しいです。小塚君ファンにとっては嬉しい本かもしれません。
中京大やトヨタのサポートについて。お祖父様の光彦さんが愛知のスケート界に対して果たした役割や、息子の嗣彦さんへのスパルタ教育について。さらに小塚君へのスケートの話と、親子3代に亘る小塚家のスケート史が語られています。
佐藤信夫コーチの若い頃の日本のスケート事情も。
そしてこれまで知らなくて驚いたのが、吉岡信彦強化部長が千葉大の教育学部スポーツ科学課程の教授だったこと。国立大の教授と財団法人の役員は兼務できるのですね。
野辺山合宿についての説明もあります。
吉岡強化部長は、バンクーバーへも監督として現地入りしていましたね。リンクサイドでいつもコーチのすぐ横で選手を見守っていたのが印象的でした。
ウイニングランの大ちゃんに日の丸を渡したのもこの方。
FS前に4回転がどうのという発言もありましたが、あれも問題なかったようで。
そしてアイスショーの世界についても。PIWの歴史について語られています。
薄い新書だけれど、読み応えある本でした。