TanteOLのキドアイラク

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オネゲル作曲「クリスマス・カンタータ」と鮭の日

2008-11-13 07:05:40 | Music

9月に、アンサンブルコンサート仲間のピアニストNちゃんと会った際、
彼女が情熱を傾けて教えている児童合唱団が、
12月に、オネゲルの「クリスマス・カンタータ」の本番を
控えていると聞きました。
その時はこの曲については知らなかったわけですが、
ドイツ語、フランス語、ラテン語の歌詞があり、
子どもたちにはなかなか発音が難しそう・・・とのことだったので、
ドイツ語ならなんとかなるかも・・・と、
お節介にも練習に押しかけさせてもらうことにして、
伺ったのが今週火曜日だったのでした。

アルテュール・オネゲルは、フランス近代の作曲家。
クリスマス・カンタータは、彼の、死を目前にした最後の作品として知られています。
オーケストラ、混声合唱、児童合唱という編成。演奏時間は25分ほど。
オネゲルはスイス人。そんなこともあり、

テキストに
は、フランス語、ドイツ語、ラテン語が用いられているというわけです。
全体は大きく「暗黒の時代」「キリスト生誕」「賛歌」の
3つの部分に分かれていて、
無調性の混声合唱が暗黒の時代を悲痛に表現した後、
突然、児童合唱の天使のような声が響き、
その後は、キリストの誕生を喜ぶ賛歌へと変わっていくということで、
児童合唱は、かなり重要な役割を背負っているのです。

当日は、補講ということでしたが、
Nちゃんが私が行くということを言ってくれていて、
カワイイ女の子たちが、20人弱集まってくれていました。
開始時間より前に集まり、自主的に発声練習をしているあたり、
それも、大きいコたちが、きちんと面倒をみていて、
Nちゃんほか、先生方の指導が行き届いているのだなあ、と感心しました。

Nちゃんも到着して練習が始まりましたが、
もう私が何も言う必要がないくらい、みんなきちんと歌っていました。
ドイツ語は、子音や語尾をはっきり発音しないといけないのですが、
それもうまくいっています。
ドイツ語とフランス語を交互に歌うところもなかなか・・・!
ただ、発音を気にするあまり、フレーズの流れがちょっと惜しいなあ、
という感じだったので、
私なりに色々言ってやってもらったのですが、
子どもって、頭が柔軟だから、すぐ変化が表われるんですね。
改めて、素直なことって大切なんだなあ、と思いました。
大人は、考えすぎなところがあるので、
なかなかこうはいかないのです。(私も含めてですよ)

「これからは、風邪をひきやすくなるから、
ちょっとでもおかしいと思ったら、無理しちゃダメだよ」
「ハイ!」
きちんと返事するところがまたカワイイのよね・・・
Nちゃんがついてるから、きっと本番はダイジョウブ・・・
私は遊びに行かせてもらっただけでした。

ちなみにこの演奏会は、12月8日(月)19:00より、
東京シティフィルの定期演奏会として、
東京オペラシティコンサートホールで行われます。
詳しくはコチラを・・・

練習後、ゴハンを食べて帰ろうということになり、
Nちゃんが連れて行ってくれたのが、
炭火焼ダイニング「旬」というお店。
きっと色々調べてくれたのね。アリガトウ。

お店の中は、ほどよいお客さまの数。
「このお店が新宿や渋谷にあったら、ワサワサだよね~」
と話しました。
東京って、中心からちょっと離れただけで、
ゆっくり食事ができるところがたくさんあるのです。




メニューには、おいしそうなお料理がズラリ・・・
黒板にある今日のオススメの中から選んで、
片口イワシのブルスケッタ、



野菜の串焼きなどを頼みました。



野菜の串焼きは、牛肉も柔らかで、タレがオイシイ~・・・



パスタアマトリチアーナは、ちょっと辛めでした。



11月11日って、「鮭の日」ってご存知でした?
さかなへんの右側、「土」ではなく「十一」が重なっているから・・・
うーむ・・・ちょっとツライものがありますが・・・
ということで、シェフもオススメしてくれた、
サーモンと九条ネギの炭火焼を、最後に頼みました。



これがホクホクやわらかで、とってもおいしかったのです!
家庭のガスではこうはいきません・・・

おいしいお料理をいただきながら、
Nちゃんとは久しぶりだったので、
私たちが共通に大好きな俳優、西島秀俊サンの話や、
子どもたちの合唱の話や、Nちゃんが月末に控えている本番の話などで
盛り上がりました。
Nちゃんアリガトウ・・・!楽しいひとときに感謝です。