私事で大変恐縮ですが、
春の母に続き、父もこの度叙勲しました。
いただいたのは、「瑞宝中綬章」。
なんとなくそんな対象ではあったらしいのですが、
父自身もびっくりしていました。
父の場合は、大学で教鞭を執り、学部長も二期務めましたので、
それでなのかな、と思いましたが、
よくよく聞いてみると、教職者の育成40年・・・
というのが主な叙勲の理由とのことでした。
母の時と色々違うことは、まず管轄は文部科学省。
そして、何しろ大勢の方々がいただくので、
伝達式はホテルで、という点。
今回は、母も来ることができたので、
私は受付を済ませるところまで付き合って帰ってきました。
受付の様子。スゴイ人です。
皆さん、それぞれ自分が受章した時に通知される番号で受付をします。
父は69番でした。
モーニングとお着物姿の妙齢のご夫婦がこれだけ集まっているのを
見ることは、なかなかない経験です・・・
両親です。
父が着ているモーニングは、
その昔、教え子さんの仲人をずいぶんやっていた頃に作ったもの。
母の色留袖は、髪が白いのでよく似合っているなあ、と思いました。
なんとか自分達の座る席もわかり、一応ひと安心。
伝達式の後は、皇居で天皇陛下にお会いするということでした。
母にしても父にしても、
たくさんの方々にお世話になってのことなので、
諸方面に感謝しなければいけません。
2人が大きな病気もせず、今までこられたということにも感謝・・・
それにしても、こんな両親のもとに生まれているのに、
子どもはいたって平凡な人生・・・
ま、健康で普通に仕事ができているのだからいいか・・・と
自分を納得させるしかありません。
12月初旬に、兄と私の主催で、
ごくごく内輪でお祝いの会をすることにしました。
こういう時、今の仕事をしていることが役に立ちますね。
皆さんに喜んでもらえるようがんばります。