お伊勢参りが済んだところで、
近鉄宇治山田駅まで戻ると、
ちょうどよいお昼の時間になっていました。
オミヤゲもの屋さんで、どこか食べるところがないかと聞きましたら、
「大喜」という割烹料理のお店を紹介してくださいました。
皇室の方々にお出しするお料理なども作っているのだそうです。
店内には、活きた伊勢海老やアワビなどを入れた水槽がありました。
メニューは、お肉はありませんでしたが、
お寿司や天ぷらなど、種類が豊富でした。
あれこれ迷ったあげく、
専務が「伊勢は手こね寿司が名物なんだよ」と教えてくれたので、
てこね寿司の定食にしました。
社長と専務は天ぷらでした。
手こね寿司の上のほうの、
茶碗蒸しのフタに乗っているのは、しいたけの天ぷら。
社長はしいたけが大の苦手です。
煮物のしいたけは、専務にあげていました。
オイシイのにね・・・
手こね寿司は、かつおやまぐろの赤身のお刺身を
おしょう油やみりんをあわせたタレに漬け込み、
寿司飯の上に乗せた料理。
忙しい漁の間の食事として、
お刺身を手でご飯に混ぜたことから、
手こね寿司という名前がついたそうです。
ゴハンのほうにもタレがかかっていて、とてもおいしかったです。
そして、アワビのバター焼きも1人前だけ頼んでみました。
1人前でヨカッタのは、かなり高価だったこと。
メニューには「時価」と記してあったのでわからなかったのですが、
みんなでちょっとビックリしました。
どうりでオイシイわけです・・・
オナカもイッパイになり、オミヤゲも買い、
列車の時間にちょうどいい具合でした。
名古屋で新幹線に乗り換え、帰路につきました・・・
このシンポジウムのお仕事では、
昨年の秋から、色々なところに行かせていただきました。
シンポジウム自体は、これからも続くのですが、
今後、ウチに運営をやらせていただけるかどうかは、
まだ誰にもわからないことなのです・・・