ピアノ教室のなにげない日常日記

ピアノの先生でおばさんな「若芽」の、なにげない日記

決算書の書き方 その1

2011-02-18 12:02:58 | 確定申告
 前回の経費の話が途中なのだが、わかめは来週の初めに確定申告に行かなきゃならないので、書類を作成しなければならない。ということで、今回はいきなり、決算書の書き方である。
 決算書というのは白色にも青色にもあるが、青色申告の場合は4ページである。(白色は表裏の2ページじゃないかな。)

 では、青色申告決算書を書いていこう。まず、1ページ目。
 平成□□年分所得税青色申告決算書の、□□に昨年の年を書く。今年の場合は「22」。
 その下に住所、氏名、を書き、印を押す。事業所所在地は住所と同じなら「同上」で可。電話番号を書く。業種名は、わかめは「ピアノ教室」と書いている。屋号とか加入団体名は空欄にしているが、ある人は書きましょう。わかめは税理士には依頼していないので、依頼税理士等の欄は何も書かないが、依頼している人は書きましょう。

 取りあえず1ページ目はそこまでにして、2ページ目を先に書く。
 平成□□年分のところに同じように昨年の年を書き、氏名を書き、フリガナをカタカナで振る。
 次は、「月別売上(収入)金額及び仕入金額」。
 わかめは、「売上金額」の1月から12月までの欄には各月の月謝収入書き、その下の雑収入の欄に月謝収入以外の収入の合計を書いているが、それは、複式簿記の時に作る勘定科目に合わせると良いと思う。わかめは、月謝収入の帳簿と雑収入の帳簿を作ってあるので、その数字を写すだけである。
 家事消費はないので、0と書く。
 そして、計に、全部の収入の合計を書く。
 仕入れはないので、仕入金額の欄は何も書かないが、もし、楽譜を大量に仕入れ大量に販売しているような場合は、書かなければならない。消費税の問題もあるしな。

 再び1ページ目に戻り、さっき計算した「計の金額」を、左のいちばん上の「売上(収入)金額(雑収入を含む)」の欄に記入する。その下の「売上原価」の欄は、仕入れのない人は書くことがないので何も書かない。そういう「売上原価」の欄が空白の人は、「差引金額」は「売上金額」と同じになる。
 これで、一年間の収入金額が計算できました。

 再び2ページめの説明。
 「月別売上」を書く欄の次には「貸倒引当金繰入額の計算」や「給料賃金の内訳」や「専従者給与の内訳」という欄があるが、わかめは誰も雇っていないので、これらの欄には書くことがない。そもそも、「貸倒引当金」って何?(笑)
 とにかく、普通に自宅でピアノ教室を自分だけでやっている人には、縁のない欄だと思う。ただし、ピアノの先生を雇っていてお給料を払っている人は、きちんと書きましょう。
 2ページ目には最後にいちばん大事な「青色申告特別控除額の計算」という欄がある。これは、1ページ目の計算がすべて終わらないと書けないので、またあとで説明しよう。今はまだ書かないように。

 次は3ページ目の「減価償却費の計算」だが、これはちょっと面倒だなあ。この計算方法は毎年とは言わないがよく変わるので、決算書の書き方をよく読み、読んでもわからない人は、自分の減価償却資産(簡単に言えば、10万円以上で購入したもので、何年間も使用するもの)、たとえば建物とかピアノとかエアコンなどと、その数量、取得金額、取得年月だけを「控用の決算書」に書いて行き、あとは税務署か税理士さんに任せましょう。
 ああ、また長くなってしまった。これから「減価償却費の計算」を書かねばならないので、今回はここまで。


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