ピアノ教室のなにげない日常日記

ピアノの先生でおばさんな「若芽」の、なにげない日記

ディヌ・リパッティ

2012-07-02 23:48:26 | 楽譜・CD
 先日、たまたま図書館で、夭折の天才ディヌ・リパッティの「ショパンワルツ集」を借りた。ディヌ・リパッティの名前くらいはわかめも知っていた。だけど、借りたのは特別目的があってのことじゃなかった。たまたま目に付いたから、という程度だったわけだ。
 「華麗なる大円舞曲」とか「子犬のワルツ」などは超有名な曲だし、わかめもよく弾く。けれど、今まではリサイタルやCDなどで、自分の感覚とぴったり合った演奏を聴いたことがなかった。
 聴きはじめてしばらくは、かなり好みかも、とか思っていた。しかし「子犬」が始まって、驚いた。なんと、わかめならこう弾きたい(自分のテクニックが及ばない部分は無視)という理想の演奏が聴こえてくるじゃないか。
 それ以来、すっかりリパッティの虜(とりこ)である。
 で、早速、借りてきたCDは図書館に返し、リパッティの主要な録音のほとんどが収録されているという7枚組のCDを買ってしまった。

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 古い録音(1950年前後らしい)なので、ノイズがはいったり、ピアノコンチェルトの中には、オーケストラの音が歪んでいるものもあるのだが、ピアノはかなりクリアに聴こえるし、音質など気にならないほど素晴らしい演奏なのである。
 聴いているうちに、優しさに包まれている、という気がした。



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