今朝、息子から婚姻届をしてきましたとメールが妻あてに入った。一昨日挙式で七夕の日に入籍。結婚記念日にはいつも心新たに迎えられるよう今日にしたらしい。出席した小2の孫娘がホテルのロビーに飾られていた七夕の短冊に二人の幸せを祈るコメントを書いたらしい。学校でもそんなことをしているのか成長したものだ。
挙式前日に岡山プラザホテルに入る。後楽園に隣接しており5年ぶりに妻と散策。後で息子からもらった後楽園での和服での前撮り写真、芝の上に毛氈をひき岡山城をバックに入れて撮られていたが実にういういしいナイスショットの写真、外国の留学生たちにめずらしそうに囲まれたらしいがローアングルから狙ったいい写真だった。
小雨がぱらついてきたがそのまま岡山城へ。別名「鵜城うじょう」というらしいが材料はなにか定かではないが黒の縦じまになっている。はじめてみたが雰囲気のあるお城。傘を妻にさしてもらいながら撮影。
その夜、久しぶりに息子と3人でホテルそばのダルマという焼肉屋で夕食。独身最後の夜の親子の夕食。うまかった。
翌日、息子に迎えにきてもらい式場に昼前ついてレンタルのモーニングをきこむ。今回限りのモーニング用シャツをきてネクタイをしめる。孫二人が神父さんに指輪をわたすリハーサル。うまくやれるかな?。式場内チャぺルで13時から式が始まる。大理石とステンドガラス、椅子も透明のピュアな感じのチャペル。家族だけの厳粛かつアットホームな挙式で参加者全員が結婚証明書にサインするなど初めての経験だったが素晴らしかった。式後のチャペル内での写真撮影、笑顔いっぱいのうれしいひと時でした。
夕方、駅近くの日本料理店で結婚披露宴があり気持ちのこもった本格的な日本料理で最後のとうもろこしご飯の時など店主自らが宴席にでてこられうんちくを披露してくれた。料理は素材選びと思いやりですというわけ。
最初に新郎があいさつし新婦のおとうさんに乾杯の音頭をとっていただき、宴は和気あいあいとすすみ、閉めのあいさつを私がさせていただく。以前ブログで紹介したことがある吉野弘さんの祝婚歌を自筆で色紙にかいて二人に贈った。結婚はまさにゴールインでなくスタート、これからいろいろあるだろうが、二人で互いに思いやり、尊敬の気持ちを忘れず、いい家庭をつくる共通目標にむけて頑張ってもらいたいものである。吉野弘さんのいう、反語的ではあるが二人がむつまじくいるためにはおろかであるほうがいい、立派すぎない方がいいから始まる祝婚歌、40数年の結婚生活の先輩としてうなづく箇所がいっぱいで人生のエキスをあらわしたこの詩を年に1回は七夕の日に読んでもらいたいものである。
大変ハッピーな一日でした。