ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

140731 日本一周車旅回想。5日目、鳥取砂丘の風紋、砂の美術館から城崎温泉へ

2014年07月31日 | 趣味と交遊

 

さて、車旅も5日目。富士山をめざすにあたって、北陸輪島方面か伊勢志摩方面かまだ決まっていない。とりあえず今日は鳥取砂丘と山陰海岸屈指の景観といわれる富安海岸に行くことにする。7時15分出発。とにかく観光客が来ないうちに現地につかないといい写真はとれない。鳥取市内を通過、出勤タイムとかさなるが仕方ない。7時50分砂丘着。最初の無料駐車場に車を停める。まずは周辺チェックをしてから駐車場を決めた方がいいことはあとで分かった。結構砂丘のてっぺんまでは歩いて時間がかかった。若いカップルと観光客2人の二組だけ。それでも夜中に風でできるきれいな風紋は発見できなかった。魚眼レンズにかえて地球は丸かったの宇宙飛行士の言葉を再現。水平線が湾曲して映る。猛禽類のトンビが2羽空中をまったり砂丘に降り立ったりしているのを撮る。三脚をたて自画像も。しかし一人で大海原と大砂丘に身をおいていると人間のちっぽけなことが痛感される。

 1時間後出発。砂の美術館が隣にある。ガイド本にはぜひ立ち寄るようにとある。入場料500円也。ロシア特集。世界の彫刻家が集合して砂だけでロシアの近代史を再現する砂彫刻の数々。予想以上の作品群、撮影もOK、感銘。期間が終わると取り壊すらしい。もったいないね。サッポロ雪まつりの雪像も同じかもね。1時間ほど見たり撮ったりして浦富海岸にむかう。山陰屈指と言ってもこう景色ばかりみているとだんだん感動が薄れてくる。絵葉書写真ばかり増えそう。漁村のおばさんが昆布を干していた。車をとめ話をする。旅の変化は自らつくるしかない。

 給油をして城崎方面にむかう。兵庫県豊岡市。船小屋をイメージしたあまるべ道の駅で昼食。わかめそば480円也。温泉街近くになってくると道がせまい。ナビは曲がるタイミングが間違いやすい。4時前に豊岡市営城崎鸛の湯有料駐車場につく。温泉の隣が駐車場。水をまいていた温泉のスタッフにきいてみると今日は城崎温泉祭りの日で3か所の指定温泉が無料で入れるとのこと。車をおいてもらった地図をみながら温泉街散策。城崎、有馬、白浜が関西人の行く3大温泉地。去年亡くなった母親が行ってみたいと言ってて連れて行けなかった温泉が城崎。感慨をもって温泉街を歩いた。きれいな城崎川の両岸に祭りの提灯がぶらさがり川面にその影を写している。

 ここで泊まることにして一旦車にもどり入浴セットをぶらさげて地蔵湯という温泉宿に入りに行く。城崎駅近くの特設会場で城崎温泉太鼓の演奏があった。外人客が結構多い。背の高い外人カップルが浴衣のひもを腰高にくくって足元はスニーカーというほほえましいスタイルで歩いている。出店がならんだ温泉町をゆったり歩くのはほんとにいやされるね。7時過ぎ、地元但馬産の焼肉定食で夕食。

 車に戻ったのは9時前。マルチシェイドを5面窓内側にセットして就寝体制に入る。持参のポータブルDVD、TVも見れるはずがそれがアンテナ受信感度の問題でほとんど見れない。WIFIが車中でつながらないとかしたがってパソコンでブログ発信できないというのが今回車旅での大きな問題点。ブログについては最後まで写真添付なしで3~4日に1回の発信にとどまってしまった。まあ今日は久しぶりの温泉気分でゆっくり寝ることにする。

  ・車旅原則4:ラジオ、テレビ、パソコンなど受信感度強化の徹底が必要

 ・車旅原則5:ほんとに良い写真を撮りたければ日ノ出前に現地に到着するよう

         車中泊地を出発せねばならない

コメント
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