(アオバズク、2回目のご対面。かくれんぼ)
福岡県といっても結構面積は広く、台風などの被害も一律ではなく我が家周辺はありがたいことに自然災害は非常にすくない。台風8号も沖縄は特別警報がでたりで大変と思っていたがなんと2000キロほど離れた松本で土石流で大被害。気象予報士も毎日毎日おもしろおかしく解説をして予報や注意を促しているが結局は災害を防ぎきれない。地震よりもよほど予測がしやすいと思うのだが専門家の英知が結集できているのかね。九州へ上陸した時はだいぶ勢力が落ちたらしい。これも後付けの説明ばかりがでてくる。
プロとアマの違いはこの先読み能力と読んでどうするかという判断、決断力。経営者は常にこの問題と向き合い失敗すると会社はつぶれ社員を路頭に迷わせることになる。
快進撃していたヤンキースの田中が右肘靭帯一部断裂、故障者リスト入り、リハビリに6週間を要し、わるくすると今年は絶望ということらしい。田中は絶好調の時も要は7年間貢献しないとダメと明言していた。じゃあそのための必須条件は何かということになる。イチロー選手が偉大なのはいつもテレビでみせてくれる念入りな柔軟体操であり、何億という報酬を体作りに投入する。だから10年連続200本安打というとてつもない記録が残せたのであろう。
松坂や和田の例を待つまでもなく投手は肘の故障が命取り、アキレスけんであるのは監督もコーチもトレーナーも奥さんももちろん本人が百も承知でないといけない。しかも田中は楽天のエースで日本シリーズで無茶な連投をして日本1に導いた。こんなことはヤンキースの首脳陣もみていたはず。田中はあぶない。しっかり右ひじ管理をしないとだめ。
ところがヤンキースの大黒柱でメジャートップの12勝をあげてしまった。中4日で田中に頼らざるをえない先発投手陣。いずれにしてもことがおきてしまった。一体責任者はだれか。田中はオールスターにも選手投票で選ばれ、このままいくと日米で連続20勝以上勝てるかとまわりが思い、本人も思ったのではないか。これは本人に聞いてみないとわからないが・・。1か月ばかりのリハビリで治ることを祈るのみだね
実はこのブログを書いた後、新聞に田中選手が実は活躍と故障を1年おきに繰り返しているといういわばジンクスをもっているという記事が出ていた。新人賞の翌年は肩痛、15勝の翌年は太もも裏と大胸筋負傷、19勝沢村賞の翌年は腰痛で不本意な成績で終わってるらしい。これじゃあ24勝0敗のあとの今年は故障の年周りになる。しかもボールからマウンド、投球サイクル(中六日から中四日)に至るまで大きく変わったメジャーリーグの環境。残念ながら田中選手自身に油断があったのではないか・・・