ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

140729 日本一周車旅回想、3日目。世界遺産、石見銀山から出雲大社へ、車中泊は境港

2014年07月29日 | 趣味と交遊

今朝も4時半目覚める。なにせ寝るのが早いから当たり前かもしれないがね。まあ時間差攻撃で早朝写真撮影ができるようになるからいいかもしれないが。5時モーニングコーヒー、車内整理、外のトイレで洗顔、歯磨き。ルイガノで早朝自転車散歩。気持ちがいい。日本海が美しい。

車旅3日目の予定は世界遺産の石見銀山をみて、出雲大社を参拝、そして米子の皆生温泉をへて境港にはいり、夢みなと公園の無料駐車場(車中泊ガイド西日本編のおすすめポイント)で車中泊ということにする。

3か所をナビ登録して8時出発。最初の目標は道の駅ロード銀山、世界遺産センターをめざす。有料の山陰道470円をとおって江津まででる。ローカルの隅々まで日本のインフラは整備されてるのは大したもの。道路、上下水道、電気そして車がそろえる。途上国の為政者の基本政策だろう、そしてそれを推進する人材育成だね。一時期GDP世界2位までなった日本、まさに奇跡の発展だった。それに我々団塊世代が貢献したというわけだ。

小雨がぱらついてきた。センターに10時着、案内の女性にどこから回ればよいか聞く。世界遺産の認定は単体ではなく周辺の街並みがセットというケースが多い。ここも銀山の採掘現場、間歩(まぶ)だけではなく代官所や工夫が住んだ街並みをすべて含んで世界遺産ということになる。雨がやんだ。ルイガノをおろして龍源寺間歩の入り口まで上る。人力車だのぼる婦人たちもいる。坑内に入る。水との戦い。採掘の知恵がここかしこに。江戸幕府も重要な鉱物資源としてしっかり対応したようだ。

出口に日本唯一の香木師という中村司という人が銀山の匂い袋と銘打って店を出していた。女性客がこれはいいという声につられてこっちも3つ買ってしまう。一つは車にぶらさげ他はおもやげ。出雲大社にいくなら、平和そば本店にいって割りこそばを食べなさいと地図まで書いてくれた。神社のそばにも店が多いらしいが住宅街にあるここが一番という。情報とは情けあるしらせと書くが口コミは大事だね。代官所跡や街並みを撮って出雲大社に向かう

 香木師に教えてもらった蕎麦屋さんの電話番号をナビにいれて出雲大社に向かう。海岸線を走り、住宅街に入ってゆく。なるほど、こんな場所へは普通の観光客はいかないね。中村さんの紹介で来ましたというと歓待してくれた。1時過ぎていたがなんとか割りこそばにありつけた。出雲そば、750円也、結構な昼食でした。出雲大社はすぐ近く。でも駐車場が何か所かに分かれている。とにかく聞くべしということでSSに入り給油してもらいながら確認。本殿に一番ちかいという駐車場に止め、ご朱印帳とカメラを携えて参拝。出雲大社は大国主大神を祭り、正式名称は「いずもおおやしろ」とうらしい。10月には全国から八百万(やおよろず)の神々が集まるとされ、出雲だけが神在月(出雲以外は神無月)というわけ。参拝は二拝四拍手一拝。太宰府天満宮などは二拍手だから、柏手を打つ回数が倍。超重量級のしめ縄は」すごいね。参拝の証に300円也で持参のご朱印帳に朱印をいただく。

鳥取境港までいきたかったので山陰自動車道にのる。高速は時間短縮にはなるが味気ない。宍道湖SAで休憩後、米子にはいる。急に車の量が増える。皆生温泉オーユーランドに18時着。500円だが石鹸もシャンプーも買う必要あり。規模の大きい大衆浴場。風呂に入り疲れをとり、ついでに夕食。さっぱりしたあと約30分で境港に着く。8時前であたりは真っ暗。海岸沿いの夢みなと公園にいったがなんとなく閑散として気味が悪い。近くの灯りのついている店で確認。九州から来たというと親切に対応してくれる。まあローカルだからどこに止めてもよいよといった感じで、とりあえずは車中泊場所を確定。宿泊地には暗くなる前に到着が車旅の原則ではあるね。これからはこの原則で旅をすすめよう。

    車旅原則:車中泊先には日が暮れる前に到着し、周辺チェックのこと

コメント
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