Lucky☆Sardonyx

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銀行合併

2009-06-25 23:36:58 | コメント
経営統合に向け交渉中だった新生銀行とあおぞら銀行が、来年中に合併することで基本合意したことが25日、明らかになった。7月初旬にも正式発表する。業績不振が続き、単独での財務基盤強化や収益力向上には限界があるため、合併で生き残りを目指す。合併後の総資産は18兆円を超え、中央三井トラスト・ホールディングスを抜いて国内6位の大手銀行グループが誕生する。

 両行は当初、来年夏にも共同持ち株会社を設立して両行が傘下に入る形で経営統合し、その後合併する方式を検討していたが、経営統合の効果を早期に出すため、一気に合併する形に切り替えたとみられる。合併比率は「1対1」を軸に調整している。

 新生、あおぞら両行は国内の脆弱(ぜいじゃく)な営業基盤を補うため、海外のリスクの高い証券化商品などへの投資を積極的に進めてきたが、世界的な金融危機の影響を受け、業績が悪化。今後は国内の法人や個人向けの銀行業務に回帰し、経営再建を進める方針。

 新生銀には米投資ファンドのJCフラワーズが発行済み株式の33%を出資。あおぞら銀には米サーベラスが議決権ベースで50%超を出資し、子会社化している。当初は合併後の主導権をどちらが握るかなどで対立もあったが、最終的に両ファンドとも合併に合意したもようだ。

 新生銀には約2200億円、あおぞら銀には約1800億円の公的資金が残っているが、両行は財務の健全性を高めるため、追加申請も検討している。あおぞら銀は2009年3月期連結決算で2425億円の純損失、新生銀は1430億円の純損失を計上。両行とも金融庁から業務改善命令を受ける可能性が高い。

 09年3月末の総資産は、新生銀が11兆9491億円、あおぞら銀は6兆773億円。

バブルの頃ならいざ知らず、この空前の不況時に合併を図るとは意外だった。まぁそれはいいとして、まずそれぞれの公的資金を返済してから行うべきではないか?増してや追加申請というのは。。今後の両行の動向が注目される。

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