Lucky☆Sardonyx

ばるご☆の戯言ブログです(^^)

電子書籍専用端末

2010-11-25 23:52:16 | コメント
 ソニーは25日、欧米を中心に13カ国で販売している電子書籍端末「リーダー」の2機種を12月10日に国内で発売する、と発表した。低消費電力の電子ペーパーを利用しているため、白黒画面だが目が疲れにくく、1回の充電で約2週間の読書が楽しめるという。

 同時に電子書籍の配信サービス「リーダーストア」も開始。当初はベストセラーを含む2万冊以上をそろえる。

 ソニーが電子書籍事業に本格的に乗り出すことで、日本でも電子書籍の市場が急拡大する可能性がある。米アップルの「iPad(アイパッド)」や、シャープが12月に発売する「ガラパゴス」など、他社の多機能端末などとの競争が激化しそうだ。

 ソニーが発売するのは、文庫本のサイズに近い5型の「ポケットエディション」(市場想定価格2万円前後)と6型の「タッチエディション」(同2万5千円前後)。重さは約155~約215グラム。文字の拡大や単語検索ができるほか、画面上に手書きメモを入れることも可能。内蔵メモリーには1400冊の本を保存できる。

 記者会見した米国ソニー・エレクトロニクスの野口不二夫上級副社長は「本を読む機能を使いやすくしたのがソニーの強みだ」と強調。ソニーは発売後1年間で30万台の販売を目指すという。

 配信サービスは、いったんパソコンで書籍を購入した後、端末のリーダーに転送する仕組み。小説やビジネス書を扱い、マイケル・サンデル著「これからの『正義』の話をしよう」(早川書房)など話題の本も配信する。ただ書籍の価格は現時点では非公表。新聞やマンガ、雑誌の配信も検討しているが、時期は未定という。

 ソニーは2004年4月にも国内で専用端末を発売したが、普及が進まず07年に撤退した。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿