Lucky☆Sardonyx

ばるご☆の戯言ブログです(^^)

平成28年度小町まつり⑧終章~灼

2016-06-20 00:07:31 | 撮影会
灼熱に燃ゆ小町まつり・本祭も、いよいよクライマックスを迎えるヽ(^。^)ノ

お祭りの最後を飾るのは「もちまき(餅撒き)」である☆

七小町が市女笠を取り、小町舞台より紅白の餅を撒く。大役の殆どを果たした小町娘達の表情は、総じて明るい(*^_^*)

美しく、幸福になるように…そして会場の皆さんの健康長寿とご多幸、日本全国の、秋田の、湯沢の益々の発展への祈念を込めて

七小町が餅を撒くのだ☆僕達は、その御利益の多い餅を受け或いは拾って1年の福を呼び寄せるように口にするのだ。

その餅は適度に柔らかく、そして美味い(^^♪

そして…その餅を悪戯っぽく笑顔で撒く小町娘の姿をカメラに収めるのが、僕が20世紀の頃から続けている至福のひとときでもある♪

昨年は、一番人気だった箭田さんの笑顔とか、思わず素敵な笑顔を拾い上げた感じだった2番目の高橋さんだったりとか…餅の争奪戦(爆)を潜り抜けて頑張る価値は十二分にあるのだ(^-^)b

今年は、云わずと知れた新・リアル小町の史子さん☆さてさて、どんな素敵な笑顔或いは艶姿をみせてくれますかな?

・・・

ちょっとすまし顔気味だった史子さんの手に、段ボール一杯に入れられていた餅が握られる。

んっ?ひとつじゃなくて…ふたつ??

二刀流ならぬ…二個投げか^^まぁ縁起いいかな、何たってニコニコってな^▽^

投げると共に、彼女の口元が…優しく緩む☆クールが優しく解けてく…まぁそんな感じだ^^

口元が緩み微笑に変わると、彼女の黒く澄んだ瞳が、尚更際立って輝く

でも、それは何か…美しさというよりは、可愛さを倍速させているような印象だった

先程のお爺ちゃんの、お母さん発言がその根底にあった

・・・

そう、僕の脳裏に浮かんだのは

平安文化を彩った「源氏物語」

その主役である光源氏に次ぐ主要な人物として容姿とともに知性、性格などでも最高級の女性として描かれた「紫の上」

家族に大切に育てられたであろう彼女の無垢な微笑に、小町とは違った平安女性の理想像が重なったのだ

うーーん、こりゃ敵わないよなぁ~(^^ゞ

慎み深く、素直で愛らしい女性として描かれていた紫の上

そんな彼女の「拗ねる」といった得意技は、嫉妬という負の感情を、その温厚で道徳的な人柄が表わす精一杯の人の性(さが)

拗ねる

古来より、殿方の心躍らせる淑女のみが行使出来る可愛い「必殺技」

そんな心のやり取り…平成の世において、果たして存在し得ているのだろうか(・・;)

いや…「拗ねる」という表現自体が、既に死語と化してるような気さえする(>_<)

彼女の、そんな姿を思い描く

心の附箋に音符を並べてみるように

・・・

「ぼこっ!」

・・・

あっ…

油断した、彼女に…やられた(^_^;)

どうやら、投げた餅が僕の顔面に見事ヒットしたみたい(苦笑)ちょっとだけメガネが吹っ飛んだ(^_^;)

まっ…僕的には、これって所謂「お約束」の恒例行事☆そりゃ、お目当て小町の軌道を遮って撮るんだから、ぶつかるに「決まってます^-^b」

・・・

やがて

段ボールの餅を全て投げ尽くした模様

手持無沙汰な彼女の瞳が、悪戯っぽくきょろきょろとする^^

その姿が、何とも愛らしい(*^_^*)

雪女から雪ん子へ、そしてアイスキャンデー(笑)??

そんな癒しに思わず出逢い

僕の心は、すっかり活力を取り戻していたヽ(^o^)丿

・・・

うーーん…こういうオチですか(^^ゞ

悪くない…ってか有難い♪

こうしてもちまきは盛況の内に終了し

一礼の後、七小町は最後の退場を果たす

勿論

大切な餅はふたつゲットし(笑)僕のベストのポケットの内にあった^^

彼女に貰った大事なお餅、後で美味しくいただきますね♪

・・・

こうして平成28年の小町まつりは

見事なまでに遺漏なく、終了を迎えた

今年も

七小町を始めとしたスタッフの方々&お祭りに参加された皆さん

本当に、ありがとうございましたm(__)m

もう…感謝、感謝の一日でしたm(__)m

・・・

実は、この後…素敵なアドバンテージをいただいた^^

でも

「公開したらタイホかも☆」

って釘を刺されたので(笑)この「触り」だけに留めておきます☆

・・・

結局のところ

不安定だった僕の心は

見事なまでに小町に正され、正気を取り戻せた格好となった

・・・

僕にとっての「小町」とは

お察しの通り「人」ではない

湯沢(雄勝)に感じる息吹や気配、雰囲気や風模様…

それらが総じて小町となるのだ

古今和歌集の時代より

小町は常に背を向ける

絶世の美女の御顔は描かれない

それぞれの想像が描き出す

それぞれの中での一番美

僕の心もそんな感じに

持ち得る愛を全て委ねる

だからこそ

「覚悟」「誠」

そんな心の真実に

彼女は必ず応えてくれるのだ

・・・

昼食も摂らずに駆け抜けた一日

稲庭饂飩の冷がけが腹に沁みる(笑)

・・・

そして

あと、もう少しだけと

後ろ髪引かれるのも

去り際の変わらぬ思い

今年も

・・・

帰ろう

高速飛ばしても

今日中に間に合うかな

もうひと頑張りしなくては!(^^)!


おしまい























最新の画像もっと見る

コメントを投稿