ブルートレインの愛称で親しまれ、寝台特急「みずほ」(東京―熊本など)や「さくら」(東京―長崎など)として列島を駆け抜けた寝台列車6両が29日、貨物船に積み込まれて鹿児島市の谷山港からマレーシアに向けて出発した。JR九州がマレーシア鉄道公社の要請を受けて無償譲渡し、12月9日に現地に着いた後は都市間の輸送に使われるという。
譲渡される車両は1972~80年に製造された14系客車で、昨年3月に「富士・はやぶさ」(東京―大分・熊本)としてラストランを終えた後は車両基地で保管されていた。クレーンでつり下げられた青い車両は、作業員の誘導でゆっくりと貨物船に載せられた。
JR九州の担当者は「ずっと日本を走っていた列車が、またマレーシアで走れる。日本の列車が海外で評判が高いこともうれしい」と感慨深い様子。
来年3月の九州新幹線鹿児島ルートの全線開通後は、新幹線の「みずほ」「さくら」が新大阪―鹿児島中央間を結ぶ。
譲渡される車両は1972~80年に製造された14系客車で、昨年3月に「富士・はやぶさ」(東京―大分・熊本)としてラストランを終えた後は車両基地で保管されていた。クレーンでつり下げられた青い車両は、作業員の誘導でゆっくりと貨物船に載せられた。
JR九州の担当者は「ずっと日本を走っていた列車が、またマレーシアで走れる。日本の列車が海外で評判が高いこともうれしい」と感慨深い様子。
来年3月の九州新幹線鹿児島ルートの全線開通後は、新幹線の「みずほ」「さくら」が新大阪―鹿児島中央間を結ぶ。
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