夢から慈しみの世界へ

神と自然と人間の共生
神一元・善一元・光明一元の生活
人間の生命の実相は『仏』であり、『如来』であり『神の子』である

新年あけまして゜*。★おめでとうございます★。*゜

2010年01月02日 11時02分08秒 | 日本の食文化

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今年も次女の嫁ぎ先の実家より磯の香りただよう新鮮な魚を頂き調理して家族と喜んで膳を囲み頂きました。 ふと宮中の“菱はなびら餅”の事が思い出され女性を表わしたピンク色の柔らかい菱形の餅の中心に男根を表わした固い牛蒡を尽きさした素朴な新年の一品であります。日本が古来より瑞穂の国といわれ稲作を中心として歩んできた歴史があり、食生活も米を中心として成り立ってきました。“菱花びら餅“のなかにも水と火を用いて立ち昇る蒸気によって蒸されたものを何度も槌固められ一つの大きな餅となり、それを再び千切り丸めたものを、みんなと分かち合い仲良く食し合うなかに、男性も女性も共に団結して繁栄と平和の道へとの、祈りを込めた思いが伺えます。陛下も元旦より自らお一人で”四方拝“をなされ生きとし生けるもの有りとしあらゆるもの全てのものに祈りを捧げられ国民及び全世界の人々の幸福と平安を祈られます。菱花びら餅も宮中の新年の供物として神に捧げられ、神とともに食され新たな年をお祝いなされます。

母の喜び

2010年01月02日 09時38分48秒 | 日記・エッセイ
先日義母が入所している施設に冬物の服を届けに行きました。ここ最近行く度に不思議にも元気で過ごしているようで。係りの人に聞きますと食欲もあり元気にしているようでした。私のことはしっかりと認識していないようですが、母の父母の事とか母の幼い故郷のことを話題にしますと、無常の喜びの表情で生きいきと私に話しかけます。“ここに”老いた母の心の底辺には深く深く根付いた父母への愛がいまだにうごめきかつ求めていることに気づかされ、嬉しくもあり敬虔な気持ちなりました。