地元の中波で R30cc+SE-3 と ICF-2001D の同期検波で音の比較をしてみました。
両者の音質は全然違いますね。でもどちらが音楽再生に優れていると言うより、同期検波を作動させると、どちらも混信が軽減、雑音が減り、理解度・了解度が上がるというのが同期検波の優れた部分だと思います。肝心な Filter の違いは、
- R30cc は純正 Collins Mechanical Filter 6.0kHz.
( ちなみに現行の R30A は 5.8kHz Mechanical Filter 搭載です )
- ICF-2001D は自分で改造交換した Kiwa 製 Blue Dot " 6.5 kHz Ceramic filter"
で、少しの帯域幅の違いで音質に違いがあります。
両方共に外部スピーカーに繋いでいます。
R30cc+SE-3 & ICF-2001D 同期検波比較
( 最初のピー音は SE-3 が搬送波に同期 LOCK する前の音です )
00” ~ R30cc+SE-3
15” ~ ICF-2001D
23” ~ R30cc+SE-3
32" ~ ICF-2001D
44" ~ R30cc+SE-3
52" ~ ICF-2001D
60" ~ R30cc+SE-3
72" ~ ICF-2001D
87" ~ R30cc+SE-3
72" ~ ICF-2001D
87" ~ R30cc+SE-3
P.S.
現行で私が持っている SDR 機 ( Perseus, ELAD FDM-DUOr ) いずれも 同期検波はあまり使いません。
理由はあまり変化を感じ取れないからです。正確な搬送波の検出には使います。