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「珍しい受信機」続き …

2023年03月21日 08時00分00秒 | その他のラヂオ・受信機
NASA Communications Receiver HF-4E

故山田耕嗣氏が生前に愛聴されていたというだけあって、
スピーカーの直径は 10cm 強と大きめで音は良く、
RF アンプの無いダイレクト・コンバージョンの良さなのか
「聞こえる局」はワサワサと鳴らず、聞き易いです。

操作 Switch ボタン等が少ないだけに、取扱い説明書を勉強中です。
アップ・コンバージョン/ダブル・スーパー回路とのこと。
⇩ Filter 幅の切り替え、ATT などは後面に切り替え Switch があります。
( 気象 Fax 等? ) DATA OUTPUT 経由でパソコンへも繋げれるようです。
Ser No. が27xx 番台で生産数は少なそうです。
⇩基盤の背面はスッキリ、
基本は HF3 であることが分かります。
⇩下面裏から見たエンコーダ付近
⇩上面はこんな感じ。
周波数が少しズレていたので調整しました。
しかし 1kHz 単位の同調なので神経質になることはありません。
SSB を含めて細かい周波数は後述の " CLARIFY " ノブで微調整します。

前面パネルに左下の " CLARIFY " ノブで多少の周波数の調整できます。
この “ CLARIFY " ノブは AM だと*同期検波に近い機能を持ち、
SSB ( USB/LSB ) の復調は " CLARIFY " ノブで調整します。
*同期検波というよりも Rejection Tuning に近いかも。

現行 Option で専用 Active Antenna があります。
この Antenna には本体から電源が接続されるシステムのようです。
これ、中身は The paOrdt-Mini-Whip Antenna か?
なお、この受信機はボートやヨット用途で英国の NASA の製品で、
気象データ Fax などを繋げれるようです。
この受信機は TARGET HF3 現行モデルがあるようですが、
詳細は不明です、NASA ネット上では売り切れでした。
ボートやヨットに搭載を前提にしてる取扱い説明書

これ一台残して、他の受信機・ラジオの断捨離となるか?
『煩悩の塊』の私。