何気なく原付 50cc のカタログを見ていたらメーカーによって発動機が空冷と水冷に分かれているのに気付いた。(原付 50cc のみの比較)
SUZUKI ; 現行モデルの全てが空冷モデル。
HONDA ; 空冷と水冷の両方のモデルがある。
YAMAHA ; 全てのモデルが水冷化されている。
KAWASAKI ; 50cc バイクは無い。
水冷モデルは出力が大きいが高価、空冷モデルは安価、そもそも原付 50cc が水冷化されているとは、長らくバイクから離れていたので知りませんでした。しかし気になるのは今後の排出ガス規制です。
9月1日から継続生産車にも拡大される排出ガス規制の影響で HONDA Monkey Z50 の生産が終了するという話題は以前記事にしましたが、やはり空冷エンジンでは Fuel Injection とはいえ厳しいのかな?
HONDA 加藤社長は、「 2021年には、さらに厳しい規制がまたくる。やはり 50cc というものの限界がある。」と指摘した上で、「 2030年になった時に原付1種 50cc バイクが内燃機関を主体としたもので存続できるかというと、私は非常に厳しいと思う。」
ちょっと寂しい記事でした。
さて話題に戻って、昔(今もかな?)、空冷エンジンは液冷 ( Oil Cooling ) という記事を見たことがあります。Oil で冷却とはなるほどと子供の頃、妙に納得したことがあります。昔の飛行機のレシプロ・エンジンも空冷が多いですね。
V ツインとか並列4気筒の空冷は美しい!この美しいエンジンを見れる日はそう長くは続かないかもしれません。
↑こちらは水冷
↓ 以下は空冷