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アルミ・パイプの輪

2015年01月16日 16時16分16秒 | その他の BCL Antenna

最近 BCL から少し遠ざかっていましたが、凝りもせず手に入れました。

2007 年 BCL 再開当時 ALA1530 に憧れてアルミのパイプを買ってきて丸く加工したことを思い出します。以前の「BCLライフ 2010」の本に紹介されていましたが、アルミのパイプを丸く仕上げるには「パイプの中に砂」を入れるんだそうですね。なるほどです。BCL 再開当時、私もアルミのパイプを丸く仕上げるために型となるドラム缶を探して近所をウロついてしました。当然のことながら砂を使う発想はありませんでした。

前置きが長くなりましたが、これは Field_ant 村吉統一氏による手製 MK-5212 です。以前の MK-5 から仕様が変わったようです。

MK-5 (オリジナル) はアルミ・パイプの中に通したエレメントは LAN ケーブルでそれぞれを直列に繋いで 4 Turn でした。

MK-51 の内部エレメントは 3D2V を 1 Turn, 短波から VHF, UHF 受信向け。

MK-52 は 3D2V を 2 Turn, どちらかといえば中波から短波向け。

それで今回購入した MK-5212 は直径を MK-52 より 5cm大きくして開口面積を広くしたそうです。エレメントは 3D2V を 2 Turn なので振るとアルミ・パイプ内部の同軸ケーブルがカタカタと鳴ります。

このアンテナのゲインは比較的小さいようですが、S/N 比と指向性が得意のようです。数値としてのゲインを追い求めていた BCL 再開当初からするとだいぶ大人になりました。

指向性は解放空間に持ち出さないと成果は出ないでしょうね。

村吉統一氏によるこのアンテナ MK-5212  ← クリックで詳細記事

主に MLA 送信アンテナについて書かれている記事があります。こちら →  MLA48 Project  に MLA 連載記事が見れます。MLA48 Project news letter No.56, No.58 には 「都内に中波放送が強く聞こえるホットスポット?」 という興味深い記事があります。

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