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IC-R75 に IF 出力端子を追加

2009年12月22日 04時33分24秒 | PALSTAR R30 / SE-3

IC-R75 には IF OUT がありません。
 IC-R75 の AM IF は 450 kHz です。これが理由でしょうね。
 ちなみにIC-R75 SSB の IF は 455 kHz です。

 SE-3 の入力は 455 kHz のため IC-R75 を接続するには、追加の Buffer Amp が必要です。

 早速、改造してみました。手順は以下です。

 1 IC-R75 の基盤をケースから外します。
 2 メイン基盤の IFT ( L892 ) の出力側には空き ( 450 kHz ) があるので、
   そこへ同軸ケーブルをハンダ付けします。
 3 IF OUT 用に RCA レセプタクルを付けます。
   R75 後面パネルにドリルで穴を空けて改造します。( 写真左上の部分 )
 4 IC-R75 の安定化電源回路 ( IC1401 ) から DC 11.5 V を取り出して、
   Buffer Amp の電源とします。
 5 Buffer Amp 基盤にアース、IF 入力、IF 出力を配線します。
 6 最後に基盤を組み上げて終了。

 1 時間ほどの作業です。
上にある写真の右の基盤が Buffer Amp.
 左が穴を空けて増設した IF OUT です。
 Amp 基盤を中に組み込んで蓋を閉めれば、いかにも最初から IF OUT があったような仕上がりです。
 ( またもや自画自賛 )

追記 ;
 ※ ちなみに Buffer Amp を追加しない状態で、単に IFT から IF 450 kHz を取り出して、
  SE-3 へ直接つないでみたところ S-AM は、ちゃんと LOCK します。
  ただ 455 kHz - 450 kHz = 5 kHz の差分だけ LOCK に時間がかかったり、また、
  IC-R75 の Filter を Wide, できれば 15 kHz の Filter を使うことになります。
  そこまでして SE-3 をつないでも意味がなさそうです。
  結論としてIC-R75にSE-3を接続するためには今回追加したBuffer Ampが
必要です。

コメント (2)
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