僕の特徴の一つとして、わざわざ自分の「弱み」(あるいは「弱み」だと思い込んでいるもの)を人に教えるということがあります。
私自身は、そうした「弱み」を伝えた上で、相手の人に私のことを理解して欲しいと思うのですが、なかなかそう上手くもいきません。
自分の「弱み」を相手にさらすというのは、正直だと言えますが、別の見方をすれば甘えです。
普通、人は「弱い」人と付き合いたくありません。「弱い」人を見ることで自分の中の「弱さ」に直面させられるからです。「弱い」者いじめとは、そのような自分の中の「弱さ」に直面することを避けるために、その「弱い」人を殴り・排除する行為なのでしょう。それとは逆に「弱い」人を助けるのがしんどいのは、助ける側がその過程で自分の中の「弱さ」を受け入れるように強いられるからです。
自分の「弱み」を相手にさらすというのは、「これだけ弱い自分を受け入れてください」というメッセージです。依存の一つの形だとも言えます。しかし普通の人はそんな弱い人を抱え込むような余裕はありません。
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