向日葵のこと・・・ちゃんと書かないといけないなと思いつつ
なんとなく、双子花とか書いちゃって・・・気になっていた。
実は、向日葵はキク科の植物で、一輪の花だと思っているものは、
たくさんの花の集まりです。
種がたくさんできるのは、みんなよく知っている・・・
つまり、種ができるってことは、その一つ一つが、花・・・
そう、真ん中の茶色いところ。
みんなが花びらだと思っている黄色い部分は舌状花。
雌しべも雄しべもない花です。
茶色いところ、種になる一つ一つが花で・・・
雌しべと雄しべを持っています・・・筒状花(とうじょうか)
だから、双子花っていうのは、正確ではない表現なわけです。
さて、とはいえ、一番大きく3M位に成長した向日葵は
萼(がく)が二つあるから・・・まぁ双子花ともいえましょう。
さて、その双子花の大きな方の中央部分。
筒状花の集まる部分から、舌状花が伸びている・・・
これまた、不思議な光景。
何はともあれ、いま我が家の庭は、向日葵が綺麗。
お日様に恋をしていると思っていた向日葵。
よく観察すると、花が咲いてからは、お日様を追いかけなくなります。
調べてみたら、茎がぐんぐん伸びて成長する間だけ、
その先端がお日様を追いかけるらしいのです。
そこで、ちょっとひまわりを眺めながら、考えました。
向日葵は、太陽の子ども・・・なのかもしれないと。
花をつける前、ぐんぐん成長するときには
お母さん(あるいは、お父さん)であるお日様を見つめ、追いかけ・・・
すっかり成長し花をつけると、東の空を向いています。
一途に東の空を、見つめています。
自分の目標を見つけたみたいに・・・
昨日、駅前で、お母さんに叱られて、大泣きしている男の子がいました。
まだ、5歳にならないくらいの男の子。
誰彼構わず、この世の終わりとばかりに、天を仰ぎ、
大きな口を開けて、大粒の涙・・・大きな声で
「ママ・・・ごめんなさい」と先を歩くママを追いかけていました。
どんなに叱られても、ママしかいないんですよね・・・
ママも少し気にしながら、振り返っていました・・・
まるで、向日葵のように・・・大泣きしながら、ママから目を離しません。
なんとも、微笑ましい光景でした。
昨夜、遅番帰りの電車の中で、息子からのメール受信。
「何時に駅に着くの?」
お父さん(つまり私の元旦那)と山に三日間入っていて昨夜帰宅するはずの息子。
なんのこっちゃ?と駅に着く時間を知らせて、所在を確かめるメールをしました。
返信がなく・・・少し気になりながら、携帯を手に持って、駅の改札を出ました。
家への道を歩いていると、前方から息子が歩いてきます。
どうやら、出かける支度・・・こんな夜中に・・・
「町田を離れた友達が、戻っているから、みんなと飲み会。
多分○○ン家に泊まる。hahaの顔見てから行こうと思って・・・」
私が駅に着く時間を見計らって、やってきたようです。
なんと、可愛いことか。
我が子達は、それぞれの花をつける歳となりましたが
親バカですね・・・いくつになっても、子は可愛い。
花をつける前・・・太陽を追いかける向日葵は、
きっと、太陽の子どもなんだ・・・と思いました。
目標を見つけて、東の空を見つめる向日葵を見守るように
今日も夏の日差しが、向日葵に降り注ぎます。。。
と思ったら、どうやら今日は一日曇り空みたい。
のんびり、二度寝をしてしまいました。
ゆっくり今日のスタートを切るとしましょう。
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