CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

大相撲が好きなお邦の戯言

2017-12-05 11:47:44 | お相撲(スポーツ)のこと
マスコミが飛びついて離れない話題とでもいいましょうか、
大相撲界を揺るがすらしい話題が世間様を騒がせている。
というか、マスコミに世間が踊らされていると言いましょうか。。。

このブログに立ち寄っている方は、既にご存知のように、私は大相撲が好きだ。

その私が、何を書くかなぁ・・・と思っている方もいたかもしれない。

まぁ、いろんなことが落ち着いてからと思っていたが・・・

現段階での『お邦の戯言』をまとめておくことにした。

そうしないと、部屋の片付けも手につかない・・・
これは、言い訳であり、人のせいにする悪い態度であるが(^^;
とにかく、自分の中で一区切りつけるためにしたためることにした。

私がどれくらい大相撲好きかというと・・・
協会維持員の方から、名古屋場所のチケットを譲っていただき、
溜まり席に座ることができたとき、9時ころから18時まで、
食事もとらずに、相撲観戦をしていました。
なにしろ、相撲の興行には、昼休憩はない。
他の席は飲食ができるので、別に昼休憩の必要もないわけだが、溜まり席は、飲食禁止である。
まぁ、そのことは、私は大いに賛成で、
土俵下でしっかり相撲を見届けるには、飲食は、できない。
で、席を外して食べることも自由だが、日ごろ稽古をしてきた力士たちを目の前にすると、
それもできず、トイレと携帯電話を操作するときのみ、席を外したわけで、
それ以外は、じっと、土俵を見つめていた。
それくらい、相撲が好き・・・といえば、お分かりいただけると思う。

とはいっても、大金持ちでも小金持ちでもないので、
溜まり席に座れるのは、あれが最初で最後かもしれない、谷町になれない私なのですが・・・

そんな私は、できれば正座して相撲観戦をしたい・・・という心があるわけで、
しかしそれは、私の身体には、過酷であり、不可能なわけです。
で、体育座りやお姉さん座りなども交えながら、なるべく正座を心がけた。

それくらい土俵って、私には神聖なものというか、
気持ちを凛とさせてくれるものがあるわけです。

あ・・・舞台に立つとき、舞台を観たときもそれに似た感情がある。
なんとも言えない空気である。
そこに『本気』が注入されるというか・・・
芝居小屋や会館の舞台・・・
そこに流された汗や苦悩や喜び、そういった人間の様々が染みついている場所・・・
そういう場所に向き合ったときに感じる『何か』・・・がある。

というわけで、正座していたい、しっかり向き合いたいと思うほど相撲好きである。
しかし、普通は、国技館の二階の後ろの席で、大騒ぎしながら、
決まり手を場内アナウンスより先に言い悦に入る・・・というような、
たわいもないひとりのファンなのだが、無類の相撲好きであることは確かだと思う。

本題に入ろう・・・
そんな私が、不知火親方(元小結若荒雄)の断髪式で国技館にいたとき、
私の斜め前には、土俵の正面には、貴乃花親方が座っていた。
土俵に正対し、まっすぐ前を見て座るその姿を私は忘れない。

私は貴乃花親方とお話したことは無い。
それでも、あの姿を見ていれば、どれほどの想いをもって、
相撲と向き合っているかわかる気がする。
いや、わかる・・・ことのできない域であることがわかる。
私の想像もつかないところで、相撲を見つめている。

それと、もう一つ。
貴乃花親方の在り方は、唯我独尊ではない。
弟子たちの指導の在り方をみてもわかる。
それぞれの子たちは、それぞれいいところも悪いところもある。
なんな一人一人の個性を認めたうえで、
それぞれにできることできないことがあることも理解している。
そのうえで、指導している。
相撲部屋の親方というのは、すごいとつくづく思う。
例えば自分の子育てを見ても、
私と子どもは別人格なのについつい、
自分のモノサシに子どもを当てはめようとする。
それでは、ダメなわけで『親』たるものの在り方を『親方』に学ぶともいえるくらい
その指導力と在り方は素晴らしいと思う。
不器用な人ではあるけれど、唯我独尊ではない。
全体を見ている。
権力を笠に着る人でもない。
己に厳しい人である。

私は、そんな貴乃花親方を信じている。

子どもたちが、お相撲さんになりたいと思える相撲界。
力士になるぞ!と覚悟を決める少年を安心して預けられる相撲界。
そう在らねばならぬわけで・・・そう在るために、
不退転の覚悟を持って、日ごろから生きている貴乃花親方を信じている。

ここから先は・・・忘れていただきたいくらいお行儀悪くなりますが、
つまり、マスコミ並みのお行儀になりますが・・・
服装がどうの、座り方がどうの、しゃらくせぇってんだ!!
なにが『かける言葉がない』だ!
顔洗って出直して来いってんだ!
自分がその場にいて止められなかったことに対する反省はないのか!
ふざけんじゃねぇ!!
『義務』ですからねだと!
なにぬかしやがる、このドアホ!
どこぞの誰かさんを忖度してモノが言えない腰抜けどもが、なにぬかしやがるんだ!
忖度する相手を間違っちゃいねぇか!
だから、忖度の本来の意味が危うくなるんだ!!

と言い出したら、くだらないマスコミと同じ土俵に立つことになる。
まだまだ、修行が足りない私の戯言なんぞ、聞き流して下さい。

日頃から、協会の運営に努力されている皆さんに感謝しています。
それは、嘘ではありません。
ただ、こと今回のことに関しては、協会の対面とか、組織のガバナンスがどうとかではなく、
協会内で、傷害事件を起こしてしまった・・・そのことが二度と起こらないようにするために、
なにが今一番大事なのか・・・を見つめ直していただければと思うわけです。

沈黙は金・・・

相撲界のあるべき姿をもとめ、
子どもたちが憧れる『大相撲』
そこには、裏表のない、まっすぐな心と姿が必要なのです。

貴乃花親方は、他にない、唯一無二の協会の宝だと思うのです。

私は、失敗を犯すことも罪を犯すことも、人間にはあると思っている。
それでも、そのことをしっかり受け止めて、
キチンと反省をできる人でありたいと思っているし、
大きな罪であろうと、小さな罪であろうと、
それを受け止めたうえで『しっかり歩くこと』が大事だと思っている。

今回のこのことに関して・・・マスコミが、なにが善で何が悪かをわかりにくくしている気がする。

力士たちが、頑張っている力士たちが、集中できるように・・・
それだけは、お願いしたい・・・
集中できなければ怪我する事態にもなってしまう。

初場所、貴乃花部屋の力士たち、きっと、しっかり相撲を取り切ってくれるでしょう。

もちろん、他の部屋の力士たちも、自分たちのことにしっかり集中して、
土俵の上で、稽古を積んできたその姿を見せてくれることでしょう。

まっすぐ頑張る心を、私は、応援したいのです。

それを妨害するすべての動きに私は、暗澹たる気持ちでいるということなのです。

12月4日(月)のつぶやき

2017-12-05 06:47:59 | 日記