そのまんまの君でいい

わがままとは違うんだな。
自分じゃない誰かが一緒の時間を生きているから
わがままでもいいってわけではない。

でもね、それは、みんなに合わせろとか
人と違うことはしない方がいいとか
自分を我慢しろってことじゃないんだ。

誰かの評価を気にすることはない。

そのまんまの君でいいんだ。

そのまんまの君でいることで、安心できる君。
それが、一番じゃないか。

笑いたければ、笑えばいい。
泣きたければ、泣けばいい。
怒りたければ、おおいに吠えればいい。
何も感じなければ、それもまた良しだ。

わがままでいいと言っているのではないし、
自分勝手でいいと言っているわけでもない。

そんなこと百も承知の君だもの。

大丈夫。
さぁ、翼を大きく広げて、空へ飛び立つんだ。
解放するんだ。
全ての抑圧から、自分を解放するんだ。
そう、そのまんまの君でいい・・・

目が覚めた時、誰かが私にそう言った・・・気がした。

私は、あなたに恋をした。。。

なにも手につかない
そっとすれ違っただけ
ふと目があっただけ
それなのに
気がつくと
あなたのことを考えている

恋は出会い頭の事故のよう
待っていてもやってこない
求めても訪れることはない

油断していたその瞬間
風がふっと頬をかすめた

その匂いも
その感触も
覚えていない

その匂いを
その感触を
もう一度感じたい

なにも手につかない
きっと、たぶん、おそらく
私は、あなたに恋をした。。。

ナガサキに心寄せて、いま祈りを。。。

今日は、黙祷をする日。

祈りを・・・

深い祈り。
命を愛おしむ祈り。
何人たりとも、その命は、
尊まれ、愛しまれ、敬われなければならない。

長崎に心を寄せて、今この瞬間に、
軍事目的の行動をとる全ての人も、共に
立ち止まり、祈りを捧げてください。

暴力を力で制することはできない。

あの年の今日、長崎の地で、
命を奪われた人たちも、
恒久平和を願っているはず。。。

深い大きな悲しみと怒りを、愛に。。。

間も無く、黙祷の時がきます。。。

ヒロシマを想う朝

８月６日の朝。
今年も蝉の声。
今年もまだ、
地球のどこかで、
戦の準備。
暴力の連鎖を
断ち切れない人類。
怯える子どもたちの瞳。
・・・ヒロシマを想う朝

僕は、つまり、かなり欲張りなんだ、きっと。

昆虫採集の網を持って、
走った道は、石ころだらけだった。
それでもおかまいなしに、僕は走った。

銭湯の桶にはケロリンの文字。
プールで目を開けられるように、
息を止めて、ほほ膨らませ、
ケロリンの文字を、僕は見つめた。

かくれんぼした神社。
縁の下の蜘蛛の巣を見つめていたら、
神社は、真っ暗になっていた。
そして、境内には、猫が一匹。
石ころを蹴りながら、僕はうちに帰った。

いつも何かが逃げて行く。
いつも何かを追いかけている。

蒲公英の綿毛を捕まえようと、
両腕をいっぱいに伸ばして・・・

そう、
オトナと呼ばれるようになったけど、
僕は何一つ変わっちゃいないんだ。

月を捕まえようと、
両腕をいっぱいに伸ばしているんだ。
両腕を・・・いっぱいに・・・

僕は、つまり、かなり欲張りなんだ、きっと。