風の谷通信No.9-010
右ひざの痛みがひどくなりました。、仏壇詣りでの正座が難しくなりました。終わってから立ち上がる時にも身体を右脚で支えることが出来なくなりました。膝に水が溜まって、水抜きに通院する話を聞きますので、そんなのは実にイヤだなぁ、と考えていました。
実は昨年の晩春の頃から発した痛みで、ある伝統療法の先生に訴えていたのですが、その施療の効果がないので治療をやめてしまいました。効果がないのでイヤになったのです。そして痛みがだんだん酷くなってきましたが、歯の治療や眼の手術を優先して痛みを放置していました。
さて、年が変わって眼科から退院して毎日歩くようになり、一気に一時間半も二時間も歩くようになって痛みが更に気になり始めました。やはり疲れると痛みが強くなり、ヒザが腫れてむくんだ感じがします。翌朝の仏壇詣りが苦痛になります。
ここで、苦し紛れに知人の指圧師から教わった指圧方法に頼ってみました。解剖学の図解教科書で坐骨神経の位置を調べ、自分の痛みの部位や経路を確認して、指圧を施してみました。いまのところ痛みには有効だと思えます。但し、神経痛を直す原因療法ではありません。
午後に行者杖と手提げ電灯を持って歩き始め、日没で暗くなる頃に帰宅すると即風呂に入ります。湯の中で膝の裏や太腿やふくらはぎの各部位を入念に指圧マッサージします。もともと学生時代に靭帯を損傷したのが原因の痛みですから、養生してやれば痛みは治まるだろう・・・と素人判断しています。
みなさん、膝や腰の痛みを標的にした痛み止めの広告にすがりつく思いはありませんか。症状によっては自分で養生するのが有効かも知れませんよ。筆者の痛みも加齢を越えて治まるかも知れません。もし治まれば「儲け物」です。