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PAUL McCARTNEY OUT THERE JAPAN TOUR (4)

2013-11-26 07:51:58 | 音楽!
早速ですが、ポール・マッカートニーのアウト・ゼアー ジャパン・ツアー東京公演2日目(2013/11/19)のレポの続きを。

14曲目は And I Love Her。暗くなったステージ上にスポットライトが照らされ、美しい詞を歌いあげるポール。曲の途中で照明は情熱的な赤に変わり、曲を盛り上げました。曲が終わると手を上げて挨拶するポール。さらにステージを歩いて客席中央以外のお客さんにも手を振ってくれました。"Thank you! Thank you very much!"

さらに続けて、ポールは次の曲について英語で説明してくれました。内容はこんな感じだったと思います。「1960年代、アメリカでは黒人の公民権運動が盛んで、僕も彼らを応援するための歌を書きたいと思ったんだ…」。そんなエピソード、私には初耳で、もちろん何の曲のことを話しているのかもわかりませんでした。ちなみにこの曲紹介ではポールの言葉にちゃんと字幕がつけられていたようですが、私の座席の位置からは字幕はほとんど見えませんでした。

というわけで始まった15曲目は Blackbird。この曲に上記のようなエピソードがあったことをまったく知らず、ただ鳥のことを歌っていると思っていた私は自分を恥じ入りました。他のお客さんも知らなかった人が結構多かったようで、イントロの数秒で客席からは「おぉー」というどよめき。他の楽器は入らず、完全にポールだけのギター弾き語りでした。ただでさえ泣けるこの歌、ポールのあの曲紹介を聴いて、泣けないはずがありません。ポールの顔には汗が見られなかったのですが、体は結構な汗をかいていることが淡いピンクのシャツの脇の部分でわかりました。

曲が終わるとポールは手を上げて挨拶。「アイシテマス! ツギノ ウタハ ジョンノ
タメデス。ジョンニ ハクシュヲ!」。もちろん客席からは大きな拍手。というわけで、16曲目は Here Today。最初はポールによるアコースティックギターのソロ。もう歌詞が切なすぎて、泣くしかありませんでした。曲の途中でポールはギターを逆さに持ち上げ、ガッツポーズ。今度はカラフルなペイントが施されたキーボードの前に座り、歌と演奏を続けるポール。「この人、本当にすごいな!」と感心するしかありませんでした。

曲が終わると今度は英語で"We'd like to do a song from the new album. The album is called 'New' and the song is 'New'." というわけで始まったのが New。すみません、実はこの歌を聴いたのも実は初めてだったのですが、With a Little Help from My Friends を思わせる軽快な曲。カラフルなキーボードも曲調にぴったりでした。曲が終わるとポールはキーボードの上に頬杖をついてポーズ。どんだけかわいい人やねん!

"Another song from the new album. Thank you for making this song No. 1 in Japan!" という紹介で始まった18曲目は Queenie Eye。これも私には初めての歌だったのですが、思わず体でリズムを取りたくなるポールらしい曲。客席の様子がスクリーンに映し出され、ポールとお客さんでこぶしを挙げながら Hey の応酬。そのうちポールは椅子から立ち上がって軽くダンス。曲が終わると "Thank you! アリガトウ!"とポール。

さらに「スバラシイ!」と言ってくれた後に始まった19曲目は、待っていました、Lady Madonna! この曲、"pa pa pa pa pa pa pa pa pa pa pa ……" というコーラスが大好きで、曲を聴くたび歌っていたのですが、ポールの生歌に自分がこのコーラスを歌えたことが本当に夢のよう! スクリーンにはポールが Lady Madonna と見立てたのか、マリリン・モンローやフローレンス・ジョイナーなどの女性の写真が。曲が終わり、片手を挙げて観客の拍手に応じるポール。

楽器はアコースティックギターにチェンジ。"Oh, year!" と言った後、英語で次の曲の紹介。たしか「次は『イエロー・サブマリン』という映画で使われた曲だよ」と言っていたと思います。というわけで始まった20曲目が All Together Now。スクリーンには『イエロー・サブマリン』ではないけれど、ちょっとサイケでかわいいアニメの映像。あと、名前は知らないのですが、天井から吊られた形を変える照明器具も大活躍。

曲が終わるとギターをはずして「イイネ!」とポール。別のアコースティックギターを抱え、"Okay. Thank you!" そのまま英語で「次はアルバム「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」からだよ!」と紹介して始まった21曲目は Lovely Rita。これも私が大好きな曲。特に chiki chiki chiki chiki ……とリズムを刻むコーラスが印象的で、もちろんポールの生歌に合わせて私も chiki chiki 歌いましたよ。もう、最高に楽しかったです! 歌い終わるとポールは "Thank you! Lovely Rita!" と叫び、私はもうリタになった気分!

というわけで、今回はこの辺で。続きはまた後日書かせていただきます。
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