うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

No Apologies

2016年05月28日 | 日記・エッセイ・コラム

これはジョニ・ミッチェルの曲(1998年の「テイミング・ザ・タイガー」収録)だが、ネットで検索するとBon Joviにも同じタイトルの曲があり、そちらばかりヒットする。Bon Joviは和訳している人がちらほらいるが、ジョニ・ミッチェルのほうは見当たらないし、ブログでアルバムを紹介している人も、この曲について触れた記事は見かけなかった。

なので、背景とかはわからないが、日本人ならどうも気になる歌詞に思える。。日本版CDの解説文を読むと詳しいことがわかるだろうか?

 

話のまくらはこの辺にしておいて。

サミットも終わって、街もすこし落ち着いてきましたかね。とにかく、警官だらけでしたから。

オバマ大統領も、期待外れとか腹芸がわからないとか色々いわれることもありましたが、振り返ってみればヘルスケア、キューバそして広島訪問と、それなりのレガシーを残しましたね。後世になってどのように評価されるか、それはわかりませんが、人ができることには限りがあるし、運もある。

大統領広島訪問のニュースで、見出しに謝罪はなし、という言葉が大きく掲げられています。

個人的には、後代のひとが、自分が直接かかわりえなかった判断について、謝罪するということにどれほどの意味があるのか、正直疑問に思えます。むしろ安易に謝ってしまうことのほうが、不誠実なのではないかと。オバマ大統領は事前のインタビューで、大統領(という立場)は常に難しい判断を求められる、戦時にあってはなおさらだ、と答えています。それが彼の正直な実感でしょう。

アメリカ世論の変化が、今回の訪問をもたらした、という報道もありました。そのとき、現場にいた者のほうが、かえって物事を客観的にとらえられない、ということもあるのかもしれません。ただ、歴史の評価というのは、背景となる様々な事実と、その影響を理解したうえで、各自が考えて評価するべきものだと思う。そうして得られた結論がその人にとっての真実であり、評価を一方的に押し付けることはできないとも思う。

その意味で、数年前にNHKがセンセーショナルに取り上げたオリバー・ストーンのドキュメンタリーは、彼の考えを押し付けてくるようなところがあって、あまり好きになれなかったんですよね。。

 

 


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