午後5時半、買い物を終えて、家族と車に乗りこむ。
既に日は落ち、帰宅の車で道は賑わっている。多少湿っているが、風が心地よい。
ふと、思ったことをつぶやいた。早いなあ、ここに来たのは春だったのに、もう今は秋だ。。
夜の作業中に聞くCD、これのどこが秋なのか、という感じですが。。
ラヴェルの管弦楽集2、無事さっき見つかりました。写真はvol.1のほうでして、ボレロ、ピアノ協奏曲、亡き王女のためのパヴァーヌ、古風なメヌエット、その他たくさん詰め込まれています。
古風なメヌエットは下町の問屋街、小春日和の午後2時ごろ、慌ただしく働く人々、というイメージが浮かんできます。少しずつ影が長くなり、やがて商店の窓や車の明かりが目立つようになる。少し冷たい風。相変わらず慌ただしい人々の動き。
吉田拓郎のこれは、アルバム発売が晩秋でしたからね。「爪」などは去年の今頃もこだわっていたようです。それにしても、これが40年前のアルバムとは、時は流れたものです。
ジョー・サンプルは、よくわからないけど自分では秋の季節感があります。。
このほか、オフコースなんかも聞いてみたいところですね。
2冊の本は、別に秋ということではないのですが、少し前に再読を終えたものです。
どちらも前宅の書棚に埋もれていたのを、選別のときにも残して箱にいれたもの。カーヴァーは前回最後までは読んでなかったかもしれない。
そんなことを言っては何ですが、土曜日の午後、何気なくつけたテレビでやっている海外ドラマみたいな感じがあります。
チェーホフは以前、大学のスペイン語科出身でロシア語もでき、モスクワに留学したという若者と仕事していたとき、なんとなく連想で買った本の一つ。もう一冊、何かを買った気がするのだが、今思い出せない。
先のカーヴァー短編集には「使い走り」という、チェーホフの最期を題材とした作品が所蔵されているが、この2冊を続けて読んだこととは特につながりがない。偶々書棚の同じところで見つけただけだ。もっとも、無意識のなにかが働いて、チェーホフを手にしたのかもしれないが。
亡き王女のためのパヴァーヌ好きです。
桜の園、三人姉妹、、高校時代に読みました。当時はロシア文学に凝っていて、貧しき人々、、とかも好きでした。
お仕事は勿論、凄くお忙しそうなのに、音楽や文学、芸術が日常の中にちゃあんと日常に存在していて、久しぶりにハッとさせられました。
私最近、何も読んでいない、聴いていない、、考えていない。
気づかせてくださってありがとうございます!
CDの件、お騒がせしました(><;)。
ラヴェルの小品、に限らずボレロもコンチェルトもですが、みんな好きで、つい繰り返し聞いてしまいます。ラヴェルって都会的なのですが、なぜか下町(パリの?=(近似)東京の?)が似合うような気が、個人的にしています。
ロシア文学ファンだったのですね。。正直、僕はそれほど読んでいなくて、今頃になって改めて読み始めています。。チェーホフのこれは、登場人物が多いのでちょっと読むのに苦労しました。。でも、しばし浮世を忘れられます(^^;