うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

コルトーのショパンほか

2016年08月27日 | 音楽

風邪を治すため、ずっと寝ておりました。。朝、鳥たちにご飯をあげて、じぶんは食欲がないので麦茶を飲み、あとは机に向かったり、昼寝したりで1日を。。

体調は良くなったのかどうなのか、ちょっとわかりませんが、まあ休む時には休みたいと思います。

先日アルフレッド・コルトーのショパン集のCDを衝動買いして、少しずつ聞いています。マニアの方と違い、僕の耳が間違いを見つけることはまれなのですが、それでもけっこうミスタッチしているのがわかるという。。ただ、ピアノの響きはとても美しいですね。1920年代ぐらいからの録音なので、電気録音にはなっているとはいえ音質は厳しいはずですが、あまり気になりません。

気にならないのはお前の耳だからだろう、と言われれば、そうかもしれないけど。。うちにはパデレフスキーとか、パハマンなんてCDもありますが、これらはさすがに状態が厳しくて、いつでも聞いていられるという感じではない。モノラルといっても、数十年の歴史があるので、その状態は様々だ。とにかく、古の人たちはこんな素敵なピアノを聞いていたのだな、ということがわかる貴重な資料ですね。。

そういえば、Google Pay Music (定額配信制サービス)にも、歴史的録音がラインナップされている。ピアニストはわからないが、試しにシャルクとかワインガルトナー、メンゲルベルクなんて入れると出てくる。もちろんワルター、トスカニーニ、フルトヴェングラーなんかもたくさんある。

ただし、これらはただ楽曲名と指揮者等が記載されているだけで、いつどこの録音なのか、などがわからない。おそらく、自動的に収集はしたがきちんとチェックすることも聞くこともせずに並べているだけっぽい。というわけで、クラシックに関しては定額配信はあまり使えないかもしれません。

 

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風邪さらに悪化

2016年08月26日 | 健康・病気

最初は咳だけだったが、そのうち鼻もおかしくなり、外から見てもだいぶ弱って見えるようになった。

同僚には「見た目ほどはくるしくないんだよ」と笑って言っておいたが、通勤電車から降りて歩くときなど、ちょっと弱ってるかな、という気にもなってくる。

ただ、それはともかく気分的にはそれほどはつらくない。風邪ひいてるんだから、と、世の中の有象無象にたいし、寛容になるというか、ちょっと引いたようなスタンスでいられるからかもしれない。

それを反映しているのか、職場のまわりがいつもより私語が多くてうっさいけど。。ま、いいか。

 

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代表

2016年08月25日 | うんちく・小ネタ

都内で開かれている、熊本を応援するイベント。

熊本といえばくまモン(ここは地元熊本に敬意を表してくまモンと、後半にアクセントをつけて発音したいものです)と相場が決まってる。これだけ知名度の高いゆるキャラがいるところでは、イベントの企画もやりやすいだろう。まあ、くまモンがいないと企画が立てられないというのも、別の意味でやりにくいのかもしれないが。

これが千葉だと、県代表はチーバ君となるのだが、全国的にはやはりふなっしーが有名で、どちらを代表とすべきか、悩ましいところだろう。埼玉のコバトンというのも、見たことはあるという程度で、知名度は残念ながらほとんどない。さいたまというとふっかちゃんが好きだと、会社の子が言っていた。東京都もこれという有名なゆるキャラはいないな。。

これらの地域で突出したゆるキャラが出ないのは偶然ではあるまい。東京都も埼玉も、他府県や最近では外国から流入してきた住民が多く、あまり地元意識というのが醸成されにくい土地柄なのだろう。下町のほうは地元コミュニティがしっかりしているが、こうしたところでは柴又の寅さん、亀有の両さんと、ゆるキャラ以前から地元を代表するキャラクターが定着している。

都心部は、このイベントのように、各地からやってきたゆるキャラたちがしのぎを削る場となっている。ので、なかなかゆるキャラは定着しないのかもしれない。

咳ばかりでなく、鼻水も出てきたぞ。。

くまったな。

あといちにち、頑張ろう。

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毎日がおどろき

2016年08月24日 | 日記・エッセイ・コラム

ん、下に見えるのは?

 風邪は治ったと思っていたが、ここ数日咳が出るようになった。のどが気持ち悪いので、やたらと飲み物をとったりしている。気分は悪くないがなんとなく、ぽわんと眠い感じ。。

  • 朝、地下鉄に乗ったら、近くにTシャツにキャップ、耳にイヤホンの若者がいた。この人、音楽を音漏れさせながら聞いているのだが、その音たるや、尋常なレベルではない。90センチくらい離れていてもじゃかすかいう音がはっきりわかるくらいのでかさ。昔は時々見かけたが、さいきんここまで爆音鳴らすひとはめったにいない。。ちょっと、危ない人かもしれない。。
    そう思っていたら、近くにいた落ち着いた感じの中年の女性が、指で彼に合図して、「ちょっと音を小さくしてくれませんか」とはっきりと要求した。若者は素直に「はい、ありがとうございます」と答えていた。。会話としてはちょっと変だが、若い子もきっとびっくりしたのだろう。
    女性(たぶん40代くらいかな)の落ち着いた態度が、とても印象的だった。言うべき時ははっきり言う。それが大人の態度ですねえ。。
     
  • Amazonの「コンビニ人間」への書評(カスタマーレビュー)が面白い。まだ刊行数週間なのに、140件ものレビューが来ているが、比較的短くて読みやすいし、やはり人の心を刺激するのだろうな。いろいろな読まれ方があるものだと感心する。そのうちたぶん、どこかの局でドラマに仕立てる、みたいな企画が進んでいるのかもしれない。結構絵になるエピソードも多いし、話題性も高そうだから。。ただ、そうなるとこの小説の「毒」の部分が、どこまで再現されるか、心配になりますが。。
     
  • 新宿に出て買い物をする。お目当てはCDと「木材」。新宿三丁目で降りると、CD屋が近いので先にそっちに行く。ピアノ局のコーナーを見たら、アルフレッド・コルトーのショパン作品集(6CD)があった。1920年代から1951年ごろまでの録音。2セットあって、一つは1,190円。もう一つは720円だった。。ケースが焼けていて、盤面がかびてるものがあるが、安い720円のものをレジに持っていく。

    1枚だけちょっと聞いたけど、なるほど、音はきれいだけど素人でも時々外しているのがわかるね。。これから少しずつ聞いていきます。
     
  • 東急ハンズに行く道すがら、カメラ店が店を開けていたので吸い込まれるように入っていく。30代ぐらいの青年が、店員と話をしているのが聞こえる。中古のフィルムカメラを探しているらしい。
    「・・・ですから、ペンタックスなんて買ったら、レンズが全然ないですよ。。キヤノンは、結構数があるから出回っているんだけど、最初のうちはいいかもしれないけど、ほら、こんな風にシャッター幕がすぐいかれちゃtって・・。液晶表示みたいのがあるのはだいたいダメなことが多いです。ニコンとかでもNew FM2とか人気あるけど・・。」
    最終期のフィルムカメラも、もう最低でも10年はたっていますからね。。現存個体数が減ったのか、一時期のように例えばF801が2000円とか、そういう投げ売りのような状況はなくなっているようだ。
     
  • 東急ハンズに着くが様子がおかしい。店員がフロアごとに何か言っている。どうやら、明日のイベント準備のため、今日はもう閉店したらしい。。あれあれ、行く順番を間違えたな。

    やれやれでした。
     
    カメラにフォーカス・・(Q-S1ですね)。これだけ愛されているんだから、Qシリーズ、復活させてくださいよ。。
    とかいいながら、この写真もスマホで撮っていたりするのですが。 
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コンビニ人間 村田沙耶香

2016年08月23日 | 本と雑誌

今月の文芸春秋をkindle版で買って読みました。

毎日通りがかる本屋の入り口に文春の広告が出ていて、気にはなっていたのですが、こちらの方も読んだそうなので背中を押されて。。

第一印象というか、読み進みながら感じたことは、これはカズオ・イシグロの世界に似ているな、ということでした。

前半、語り手の恵子さんは、コンビニという組織を中心にして、いきいきと活動している。彼女自身、自分の中に普通の人とちがうものがあることを自覚しているが、周りの人の反応も客観的に把握しているし、かつてのクラスメイトとも連絡を取り合ったり、「普通の」人である妹ともうまくやっているようだ。職場でも店長や同僚たちに溶け込みながら、必要とされる人材になろうと努めている。

読者は、恵子さんに感情移入することにためらいは感じないだろう。恵子さんの子供のころの行動も、それなりに自分の似た経験と照らして、掌握しようとするかもしれない。それはある種心地よい感覚だと思えるかもしれない。

彼女のことをうらやましいとすら思えてくる。多少のことにも物おじしないし、とても前向きだ。あまり物事に執着したりしないし、他人に自分の価値観を押し付けるようなこともしない。感情的にならず、何か言われても冷静に相手を理解しようと努め、客観的な目を忘れていない。

しかし、読み進んでいくうちに現れるいくつかのエピソードから、恵子さんの存在が次第に立体的に浮かび上がってくるようになる。彼女自身は最後までぶれていないが、周りが反応し、それに彼女が気付き、というやり取りの中で、古倉恵子の3次元映像が次第に見えてくる。恵子さんの座標軸も次第にはっきりしてくる。

最初、軽快なリズムで展開してた物語は、後半次第に重みを増していく。なにかもっと辛い、厳しい結末が待っているのかと身構えるのだが。。

 

物語でも一切触れいていないし、芥川賞選者のコメントにもないが、Amazonの書評で「アスペルガー症候群」に言及した人がいた。恵子さんはどういう状況の人なのかはわからない。ただ、誰でも、少なくとも僕は、自分が「異物」になる経験を時折している。その意味で、結構心に刺さる小説であったことは確かだ。。

”気がつくと、小学校のあのときのように、皆、少し遠ざかりながら私に身体を背け、それでも目だけはどこか好奇心を交えながら不気味な生き物を見るように、こちらに向けられていた。

 あ、私、異物になっている。ぼんやりと私は思った。

 店を辞めさせられた白羽さんの姿が浮かぶ。次は私の番なのだろうか。

 正常な世界はとても強引だから、異物は静かに削除される。まっとうでない人間は処理されていく。

 そうか、だから治らなくてはならないんだ。治らないと、正常な人たちに削除されるんだ。

 家族がどうしてあんなに私を治そうとしてくれているのか、やっとわかったような気がした。”

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