うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

NEXUS7 

2013年03月03日 | デジタル・インターネット

2月中旬、これを買った。
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量販店で、19,800円だった。一緒に買ったのは、液晶保護シール。最初はケースをつけないつもりだったが、裸では外で取り出すときにやはり不安なので、後からケースを買った。

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フタにマグネットがついていて、ふたを閉めるとスリープになる。何で緑色なの?といわれるかもしれないが、偶々寄ったお店では白、ピンクとこの色しかなかったのだ。

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この様にスタンドにもなる。

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フタの裏に、手を通すストラップがある。電車の中などでは、フタを裏返してここに手を通すと安定しやすい。

最初にケースの紹介からしてしまったが、もともとタブレットを買った理由は、電子書籍を読みたかったからだ。店頭でKoboが安く売られていたり、電車の中で読んでいる人を見たりして、良さそうだな、と興味を持った。KoboとKindle、どっちがいいかな、と思っているうち、どうせならタブレットを買えばいいか、と思い至った。iPad miniもあったが、価格面でこちらにした。

持ち帰って、最初に起動するとすぐに壁にぶち当たった。初期設定でまずネットに接続しないといけないのだが、接続にはwi-fi環境が必要。自宅に無線LANはあるので問題ないと思ったが、パスワードがわからない。わからないと言うより、もともとパスワードは「空白」で、無いはずなのだが、入れないと「接続」ボタンを押せないのだ。うちの無線LANルーターはバッファロー製で、自動接続のシステム(AOSS)を持っている。スマホはそれでつなげたが、本機はそれができない。結局、最初の日は設定ができなかった。

翌日に購入した量販店に行って相談すると、バッファローが出しているアプリを入れればいいんです、と言う。でも、アプリをダウンロードするには、初期設定しないといけないですよね、というと、それでは、ここの環境で初期設定しましょう、と言われて、接続してくれた。Gメールアカウントを入れて、初期画面を設定。ようやく使えるようになった。

家に帰ってアプリを使うと、あっさり自動接続できるようになった。今出ているバッファローのルーターはAOSS2となっていて、タブレットも対応するようだが、うちのは数年前の機械で、対応していないようだ。

ポケットwi-fiとか、テザリングできるスマホも持っていないので、今のところ自宅かオフィス、公衆LANサービスのあるところでしかネット接続できない。新聞(日経電子版)などは、自宅で起動しておけば、出先でも読める(データはキャッシュされる)が、忘れると読めない。エバーノートやスケジューラーも、出先では同期できなくなる。画面が大きいので、エバーノートでメモ書きするのは良さそうなのだが。

一応、安いキーボードを買ってきた。

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設定が悪いのか、よくわからないが、その都度ペアリングをする必要がある。これも、家ではPCがあるので、使う必然性が低い。いずれ、外に持ち出せば別の評価ができるだろう。

電子書籍は、Kindle(amazon)、kobo(楽天)、そしてhontoを今のところ、使っている。各社のアプリが使えるのはいい。操作性はどれも基本的に似ているが、koboは微妙にタッチパネルの反応が鈍かったり、メイン画面が出しにくいなどするようだ。とはいえ、koboも結構使っているけど。

コンテンツの傾向のようなものはまだよくわからないが、村上春樹や三島由紀夫、安部公房などを検索すると、どこで探しても無くて、共著や解説本(村上春樹の読解本など)しか出てこないところは同じだ。漫画も、浦沢直樹などはない。要するに、作家が電子化を了承するか否かの問題なのだろう。もっとも、安部公房は英語版なら今でも数冊、出ている。いずれにしても、コンテンツが揃わないのははじめからわかっていることだ。まだ買ったことはないが、紀伊國屋書店のサイト(BookLive!)は岩波、中公新書など、他社にはない本が揃っている。

著作権のフリーになった、夏目漱石などはどこでも読む事ができる。「坊っちゃん」など、久しぶりに読んでしまった。

とにかく、複数の本、雑誌を出先で、切替ながら読む事ができるのは良い。ちょっと飽きたら、新聞に切り替えることもできる。震災以来、電車の車内灯が一部撤去されていて、場所に寄っては暗くて本が読みにくいところもある(もう何年もたっているのだから、配置を均等にするなど、何とかして欲しいものだ)。電子書籍はその点、目に優しい。

電池は良く持つ。片道数時間の日帰り旅行で、車内でずっと読書していたが、電池は3割程度しか減っていなかった。

今まで、いわゆる「自炊」している人の気持ちはよくわからなかったが、たしかに手持ちの大事な本を、電子化して持ち歩くという気持ちもわかるようになった。とはいえ、数万円でスキャナを買うのはちょっと大変だな。「自炊」の仕方を書いてあるサイトは多いが、ばらばらになったもとの本は、みんなどうしているのだろう?

とにかく、しばらく使ってみると、また新たな発見があるかもしれない。

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