佐原は川越、栃木と並んで、見事な旧市街地が残っている都市だ。だいぶまえに訪れたことがあるが、久しぶりに訪れた街は東日本大震災の爪痕を大きく残していた。
ブルーシートが痛々しい。震災から半年が過ぎ、都心部ではその記憶も少し薄れているところもあるが、今回訪れてその影響の大きさをあらためて思い知らされた。
復興の努力は続けられており、10月8,9には大祭 秋祭りが行われる。山車12台が出るそうだ。
前日に引き続き、今回も高速バスで帰った。速くて便利だが、ちょっとくたびれる。夜行の長距離バスはまた設備が違うのだろうけど、乗るとどうなんだろう?
ちなみに行きは快速だがグリーン車をおごった。2階席だが、線路から遠いせいか低速だとものすごく静かで、重心が高いはずなのに揺れない。大したものだと思う。まあ、エクストラ750円は安いとは言えない値段だからなあ。
カメラの組み合わせも前日と同じ、OM-1とIXY31Sのコンビだ。今回OMは50mmしか使わなかった。IXY31Sでは露出が明るくなりすぎるのに悩まされた。古い町並み=黒っぽい建物が多いので、露出過多になりやすいのだ。絞り優先にして、ほとんど2EV近くマイナス補正してちょうどいいぐらいなのだ。普段も好みから言うともう少し暗くてもいいんじゃ無いかと思うことが多いのだが。測光モードを変えればいいのだが、忘れていた。OMだとその辺は露出・シャッター速度ダイヤル二つの加減だけでどうにでもなるのだから、簡単だ。