うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

METライブ、フレスコ展、小さき者達

2013年11月03日 | まち歩き

なんだか妙に暖かい。今の季節らしく着込んでしまうと、ちょっと暑いくらいだ。

連休2日目は、METライブビューから始まる。エフゲニー・オネーギン(チャイコフスキー)。
舞台装置が精密なことに驚かされる。いいわけなしに、映画のセットみたいにリアルなのだ。カメラワークもそれを意識してか、ひたすらアップで歌手を追っていく。よく見ると、伝統的な舞台の作りなのだが、照明などをふくめ、とてもリアルな舞台だ。
 舞台と関係ない感想二つ。
 ・インタビューではユージュニー・オネーギンというような発音の仕方をしていた。あ、そうか。ヨハネ=ジョンみたいに、エフゲニー=ユージンなのかな?(無知)。
 ・歌手は東欧、ロシアの人たちが揃っている。ロシア語はわからないが、歌で聞くと美しい響きだな、と思った。自国の言葉のオペラがあるというのは幸せだ。日本が舞台のオペラには、蝶々夫人があるが、イタリア語だ。うちにも「夕鶴」のCDがあるが、もう何年聞いてないかな?「黒船」など、日本から世界に発信していけば、いずれ日本オペラの発展に役立つのではないだろうか?

 新宿を後にして、今度は銀座に向かう。フレスコ展を見た。高校時代の恩師が主催しておられる。
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マチエールの扱いが面白く、また発色がとてもきれいなものが多かった。
来たときはもうほとんど終わるころで、先生もとてもお忙しそうだったので、ざっと見ておいとまを告げた。

やっぱり暖かい。上着を脱いでちょうどいいくらいだ。

そのまま帰るのもなんなので、デモで騒々しい通りを歩いて、新橋から日比谷に出た。
広場のブロンズ像を撮影していたら、スズメたちが集まってきた。
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標準ズームなので、近寄れないのがあれだが。

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さっき見たフレスコ展の作品の中に、「小さき者達」というタイトルの絵があった。

スズメが5羽、並んでいる絵だった。

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4,5羽が連れ立って行動している。

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あ、もっと増えた。

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こちらには気がついている。こっちも、近寄ろうとはしないので、逃げ出しはしない。

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なんだこいつは・・・?

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さえずったりはしていない。黙々と、動き回っている。

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もふもふ。

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スズメはかなり数を減らしているらしい。自宅近くでも、オナガ、ヒヨドリ、カラスはいるが、スズメはなかなか目につかない。

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みんなそれぞれ、忙しい。

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9年前に撮った、人慣れしたすずめくん。

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この頃はよく、川岸でお昼を食べていた。そうするとこの子のような、人慣れしたすずめや鳩がやってきた。

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歩いているうちに、ここに来た。これも撮っておこう。凸の字の反対、末広がりの反対の形をした、かつての銀行本店。縁起が悪いと思われたか、解体が進んでいる。

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この建物ができる前、ここは駐車場だった。隣のビルの歯医者に通っていた頃、窓からその駐車場がよく見えた。22年前のことだ。まもなく、駐車場が閉鎖になり、工事が始まった。

建物が完成して、そこの行員達が地下道から出入りしたこと、新聞でこの銀行の名前がよく出て、カメラマンが建物を撮影していたこと、新しい体勢になり、入り口にカフェができて銀行とは思えない洒落たフロントになった事など、思い出す。
中に入ったこともある。細長いビルだが、使い勝手は悪くなさそうだった。やはり縁起が悪かったのかな。

 

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