そういえばこれのことを書くのを忘れていた。
中古盤です。新宿のユニオンには、国内盤含めていくつかあったが、2枚組のこれが一番お得な感じだった。
オランダ盤のようで、ジャケットはPrinted in Hollandとあるが、EMIフランスの文字が各所にある。 内容は前奏曲Ⅰ、ⅡがCD1、2枚目は映像Ⅰ、Ⅱ、夢、アラベスク1,2,レントより遅く、練習曲の一部、仮面、喜びの島、英雄の子守歌と続く。
例によって演奏を旨く言葉で表現するすべを持っていないので、あまり余計なことは書かないようにするが、録音はきれいで、芯のあるしっかりした音だ。いろいろ聞くので、もっと自由に弾いているのかな、と思ったが、ドビュッシーはそう聞き慣れているわけではないので、う~ん、ちょっと雰囲気違うかな、という程度しかわからない。
手持ちのドビュッシーは、パスカル・ロジェのやはり2枚組があって、これを主に聞いていた。最初に買ったのはナクソスの選集で、ハンガリーのクララ・ケルメンディが弾いているもの。これもちょっと面白い演奏だった。MDにコピーしたものだが、コチシュの前奏曲集、そして何とも強烈だったのは、ポリーニの演奏する12の練習曲。この切れ味はロックのように強烈で、印象的だったな。
まあ、そんなわけで、暑い夜にはドビュッシーが良く似合いますね(かなり強引なまとめかただな・・)。