うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

インシュレーター

2017年05月17日 | 日記・エッセイ・コラム

新しいダイニングテーブルで初めて写真撮ったけど、ちょっと光りやすいので(シーリングライトは固定)工夫が必要ですね。

 

鼻風邪の上、薬を飲んだら異常に眠くなって結構参っています。まあ、参ることには事欠いてないので多少増えても同じようなものですが。。

転居前、レコーダーはテレビ台の一番下に置いていたが、転居後は棚板の上の段に配置を変えた(アンテナ線の長さの関係)。ところが、レコーダーを起動してHDDが動き出すと、モーターの音がけっこう、耳障りに感じられるほど響いてくる。低く、ぶ~ん、という音がするのだ。安いテレビ台だから板厚も薄いのだろう。こういうのはオーディオ的にはNGなのだが、諸事情で致し方ない。転居のときラックも買おうと思ったのだが、色々あってそこまで気が回らなかった。コンポの数が多すぎて、おさまりが悪いんですけどね。

というわけで、写真のようなインシュレーターを買った。ソルボセインという、もともと医療用に開発された素材が使われている。これはスピーカー専用とあるが、量販店にはほかに適当なものがなかった。金属製のものとか、色々あったのだが、いずれも3000~5000円ぐらいのものが多く、ちょっと手が出ない。昔はもっと財布のひもが緩かった気がするが、どうも意識が変わったようで、個人的には興味深い。

昔は一通りやりましたけどね。オーディオ誌とかを参考にして、鉛やブチルゴム(人工芝を固定するための、粘り気のあるシート状のゴム)とかを買いこんで、色々作ったりした。鉛は、グラム0.5円ぐらいで買えた(今いくらするんだろう)ので、大量に買い込んでコンポの上に乗せていた(重量物をコンポに載せると、振動で筐体がの共振が抑えられ、結果音質が向上するとされた)。後年は現役のコンポが少なくなり、家のあちこちに鉛インゴットが転がっているような状態になった。鳥を放すとき、彼らがなめて鉛中毒にならないかと心配になり、どかしたりしていた。鉛は引っ越しのとき、全部置いて行ってしまった。

円盤状の鉛も売っていたので、これと先のブチル、そして振動係数の異なる銅板(磁気を帯びず、重量もある)を組み合わせて、コンポの足に敷いたりした。これも引っ越しで引退。引っ越しのとき、何個かほかのものと一緒に現宅に運ばれてきたが、たしか捨てたと思う。

インシュレーターで音が変わる、スピーカーケーブル、ピンプラグ、電源コードを変えると音が変わる、というのは当時のオーディオ雑誌でしょっちゅう特集していた。実際やってみると、なんとなく音が変わったような気がしてくるのだが、今から思うと健康雑誌の記事みたいだ。納豆でやせた、バナナで血圧が下がった(かどうかは知りません。今適当に思いついただけです)という記事みたいに、電源極性を変えると音が変わった、などとやるわけです。まあ、楽しかったですけど。

先に書いたように、転居時にそうしたアクセサリーは捨ててしまい、今は使っていない。ただし、メインのスピーカーにはTAOCのインシュレーターを、自作した足とともに使っている。TAOCは特殊な鋳鉄らしいが、時を経て表面が錆で赤くなってきた。

あと、東急ハンズで買った、黒檀のブロック。

硬くて、角がきっちり出ていてがたつきが皆無。一個いくらだったかな。これはミニコンの足で使っている。音質が向上するかどうかはわからない。

さて、ソルボだが、ブチルほどではないがこれもちょとべたべたした感触がある。振動吸収力は相当高いらしい。たしか、卵を(結構高いところから)落としても割れなかった、などと宣伝されているようだ。

それで、レコーダーの足に敷いてみたら。

見事に振動を吸収してくれているみたい。ぶ~ん、という音がぴたりと止まった。

これほど見事にやってくれるとは思わなかったので、ちょっと感激した。

スピーカー用だったので8枚入っていたが、残りの4枚はCDプレーヤーの下に敷いてみた。

てなわけでした。さて、早く寝て休養しないと。

 

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