週末仙台に行ってきました。
基本的にてつたびなので、詳細は「鉄道部」の方に書くつもりですが、ここでは別の感想を。
仙台市は東北最大の都市で人口は110万人に達します。平成元年に政令指定都市に移行し、宮城県内の半数近くの人が住んでいます。
政令指定都市がどんなものなのかとか、そういう行政云々のことは素人でよくわかりません。スケールメリットがありそうというのはなんとなくわかります。仙台市には南北に市交通局の地下鉄が走っています。
南北線は’87年の開業、東西線は震災後の8年前に開業しました。
経営状況は少し大変なようですが、乗車した実感としては結構利用客は多いようです。
これに石巻から松島を経由して仙台市中心部には地下線で入る仙石線、南北を貫く東北本線、山形方面へは仙山線、名取から空港へ向かう空港アクセス線などによって、仙台都市圏が形成されています。
仙台空港は新千歳、関西、九州、那覇などの国内線のほか、台湾、中国本土(25日再開)などを結んでいます。
3.11の震災のときは津波が押し寄せ(地震発生時、奇跡的に旅客機は滑走路にいなかったそうです)、小型機やヘリが押し流されました。
僕は丸の内のオフィスにいて、ワンセグのニュースでそれを見て、天を仰いだのを覚えています。
12年が経過して、街には当時の様子を思い出させるものはありませんが、うっすらとペンティメント(画家が後に塗りつぶした下絵)のように浮かび上がってくるものがあります。
大宮から新幹線に乗りましたが、仙台まで1時間ちょっとです(上野からは1.5時間ぐらい)。いちおう昔を知ってますから、ちょっと感覚がバグりますね。今でも常磐線経由だと4時間ぐらいかな。。
交通の便はかなり良いと言っていいでしょう。
太平洋側に面した平野で気候は穏やか。雪は降るけど積もるようなことはあまりないそうです。
仙台駅前はパルコとヨドバシカメラが大きくて驚きますが、見たところ都内の繁華街よりはコンパクトで何でも買い物しやすいように思えました。
地下鉄の話に戻りますが、ひとつ感心したことがあります。
それぞれの駅、どこもトイレが改札の外にあって誰でも利用できるようになっています。それもひじょうにきれい。公営の地下鉄だからなのかな。
たぶん関東地区の駅はそうなってないと思う(都営地下鉄はどうだろうか)。
ただ、ごみ箱が見当たらないのは困った。新幹線のホームや待合室にはリサイクル専用(ペットボトル)の回収箱があって一般ごみ禁止とあり、その一般ごみ捨て場がない。
大宮のスタバで買ったコーヒーの紙コップを捨てられなくて、在来線乗り換えて石巻に着くまでずっと手に持ってました。
最後は石巻市役所(の中のイオンにあるフードコート)で捨てた。
コンビニ(ファミマが多い気がした)の店前にもないような気がしたけど。
どうしてるのかしら。。