今日の八王子は最低気温19℃、最高気温25.7℃と少しづつ秋めいてきました。関東地方では秋雨前線の影響をうけて雲が多く、西日本のように秋本番の爽やかな空気に覆われるのは、もう少し先になりそうです。それでも連休前の予想より天気が好転したので、今日は久しぶりに片倉城跡公園まで散策してきました。前回訪れたのはキツネノカミソリが満開の8月1日。従って、約1か月半ぶりとなります。
今年は残暑が長引いたため、彼岸花の開花が遅れています。湯殿川沿いの水田の畦道でようやく見つけた彼岸花です。
サイクリングロードのコスモスです。
片倉つどいの森公園の北側雑木林ではシュロソウが満開です。
片倉つどいの森公園から片倉城跡公園へ向かいます。この一帯は生産緑地が広がります。
片倉城跡公園の二の丸公園に出ました。まずは今日の目的地へ向かいます。ススキの根元にナンナバンギセルの花が咲いていました。
数か所で数多くの花が咲いていました。
8月にはキツネノカミソリやウバユリが咲き乱れていた奥の沢はひっそりとしています。ウバユリの実が目立ちます。この時期はシュロソウ以外に花は咲いていません。
はす沼の周囲では彼岸花はまだ蕾。片倉沢北側の日陰でようやく見つけた彼岸花です。
湿地に咲くミゾソバの花。
ノダケも開花が始まっています。
シュロソウはあちこちに咲いています。多摩丘陵ではあまり見かけませんが、なぜ片倉城跡公園や片倉つどいの森公園に群生しているのでしょうか。
片倉沢ではカシワバハグマが満開です。
カラマツソウも数多く見かけました。この花が多いのも片倉城跡公園の特徴です。
ヤマホトトギス。これは自宅近くの狭間公園でも見かけます。
風車小屋近くで咲いていた青い花。アキノタムラソウ?
小さな花が菖蒲田で咲いていました。帰宅後調べたところミゾカクシでした。
同じく、菖蒲田の先の斜面で見かけた可愛い花。長い時間3人連れの方が熱心に観察されていたので、帰った後に寄ってみました。この花も初めてです。同じく帰宅後に調べたところ、コバノカモメヅル(小葉の鴎蔓)という花でした。
こちらは色違いの花。草刈りの後から数本の株が成長した様子です。この一帯で群生しているのでしょうか。過去にも別な場所(高尾山?)で見た記憶があるのですが思い出せません。意識していないと見過ごしてしまう、つる性の可愛いい花です。
今日は、ミゾカクシ、コバノカモメヅルと初めて見る花があり収穫が多い散策でした。歩数も目標の10000歩を軽くクリアです。
さて、昨日から上空に秋の冷たい空気が入り、山梨県富士吉田市は本日、富士山の初雪化粧を宣言しました。甲府地方気象台が発表する「初冠雪」とは別に市が独自に確認して宣言する初雪化粧、昨年より32日早いそうです。富士山ライブカメラ(絶景くん)もその姿をとらえていました。 朝8時の映像です。
また、娘がアパート暮らししている木更津からは昨日、今日と東京湾越しにダイヤモンド富士が見られます。今日は青空が広がったようですが富士山は雲の中? ちょっと厳しそうです。
ところで、先ほど台風12号が日本の南海上で発生しました。それほど発達せずに24日から25日にかけて日本列島に上陸する予想となっています。前面の秋雨前線を刺激して大雨になる可能性もあるので、今後の台風や前線の動きに要注意です。
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