ウリパパの日記

自由気ままに・・・

阿字ヶ浦駅に誕生した「ひたちなか開運鐡道神社」2021.6.23

2021-06-23 20:21:17 | 電車

昨日、茨城県のローカルニュース(NHK)を見ていたら、阿字ヶ浦駅に誕生したひたちなか開運鐡道神社が紹介されていました。4月に阿字ヶ浦駅を訪れた時には、御神体のキハ222のリニューアル作業中でした。そろそろお目見えする頃かなと思っていたところ、6月19日に鐡道神社にお目見えと報道されていたのでびっくり。これは会社休んで見に行くしかない。ちょうど今日は在宅勤務の日。いつものように日の出と共に活動開始。早朝から業務開始して午前中に長めの休憩時間を確保。さっそく8時前に阿字ヶ浦駅へ向けて出発です。

 

勝田駅で湊線1日フリー切符を購入。定価1000円のところ、何と600円で販売されていました。非常にお得です。

 

阿字ヶ浦駅に到着すると綺麗に再塗装されたキハ222がお出迎え。

 

今まで通り、キハ2005と連結されています。

 

ご神体のキハ222は昭和37年(1962年)に富士重工で製造された車両です。北海道の羽幌炭礦鉄道で使われていたもので、昭和45年同鉄道の営業廃止により昭和46年にひたちなか海浜鉄道の前身である茨城交通に譲渡。国鉄キハ22形と同形で運転席の窓に旋回窓を採用したのが特徴で、これは雪国の車両のシンボルです。キハ222は平成27年5月にて湊線での運行を終了し、阿字ヶ浦駅に留置されていました。ずっと無事故で活躍してきたことも御神体として崇められる理由になっているようです。

運行を終えて以来、長期間潮風に晒されて、さび付いてしまったご神体は、こうして見事にリニューアルしました。

 

テレビでも紹介されていた鳥居です。

 

1925年製のレールを再利用して作られたそうです。

 

レールの鳥居の先にキハ222のご神体。

 

本ブログでも何度か紹介しましたが、神社の建立にあたっては市民団体「三鉄ものがたり実行委員会」が企画。クラウドファンディングにより目標額を上回る資金を調達し車両の修繕と再塗装を実施しました。協力者の名前が紹介されていました。

 

駅の外に出て御神体を眺めます。

 

台車も手入れされたようです。

 

那珂湊第壱車庫と名付けられています。

 

次の電車まで1時間弱。待ち時間の間、ほしいも神社と酒列磯前神社を訪れてみました。

 

神社を見学して御朱印を購入後、再び阿字ヶ浦駅戻ってきました。既にキハ11-5が入線して出発準備中です。

 

鐡道神社に別れを告げて那珂湊へ向かいます。車内の中吊りは美乃浜学園特集です。

 

せっかく1日フリーパスを購入したので、那珂湊駅で下車。

 

お目当てのキハ222の御守を購入しました  (*^^*)

今回の鐡道神社は第1弾で将来的には地域活性化へ向けていろいろな計画があるようです。以前紹介したように、湊線那珂湊駅に鳥居を建て、阿字ケ浦駅の神社を本殿、両駅間の線路を参道にすることも構想されています。

 

さらに、まだまだ解決すべき課題は山積していますが、阿字ヶ浦駅から国営ひたち海浜公園西口付近まで延伸する計画が国土交通省の許可を受け、検討が進んでいます。こちらも待ち遠しいですね。

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