設計事務所の裏窓

夫は建築士。設計事務所をやってます。
裏から眺めた感想、日々の独り言。
不定期便で頑張ります~!

悲しき納得事

2005年03月01日 18時53分00秒 | 独り言
先日 珍しく専門屋(夫)が熱を出した。
この時期 熱と聞けば頭の中は即「インフルエンザ!?」
となる。こうなると相手の体調を気づかう云々よりも
「うつすな!寄るな!隔離!シーッシッシ」と こうなる。
幸い 単なる疲れか風邪かという結果であったが・・・・
こういう時 いかに相手に対してどう思っているか
的確に表れるものである。
いやあ~~我ながら正直である(?)

子供がうんと小さい頃は 家族の誰かが風邪を引くと
大体 菌が家族を一周する。
上の子供が熱を出し やれやれと終わった頃 今度は
下が出すといった具合で・・・・・
こうなると毎回 こう呟いたものだった。
「ああ、今晩も起こされる・・・・・」
なんといっても子供は
「鼻詰まりがひどい」そんな症状だけで泣いて愚図る・・・・
「鼻で息が出来なければ 口ですればいい!」
そう文句を言っても幼児には通用しない。

確かに大人だって風邪の時は鬱陶しい。
かくいう自分も鼻詰まりがひどい夜は いくら口で
パクパクと金魚状態で寝ても寝られない。
「万が一 今誘拐されてガムテープで口をふさがれたら
 即 死んでしまうわ・・」
こんなオバカな想像を巡らしても 鬱陶しい体調のせいで
眠気はちーっともやってこない。
しかも隣には 子供達の健康な寝息がまた癪に触ったりと・・・
これが何も訴えられない状態の小さい子供なら 泣いて
訴えるという行為にしか出られない。気持ちはわかるけどね。
とにかく自ら夜更かしして 自分の意志で起きている状態
じゃなく 寝入っている状態を無理やり起こされる時は
本当にしんどい。子育てで何がしんどいかのワーストに
これは入る・・・・よくしたもので こっちが体力的に
年をとっていくにつれ 当たり前だが子供は成長して
こういう「しんどい状態」も解消されていきている。

でも やはり今回も菌が家族を一周し始めたか こちらも珍しく
長男が微熱を出した。
夜中に発熱し始め どうやら頭痛に見舞われていたらしい。
朝方 「お母さん お母さん」という囁き声で起こされる。
夢の中の囁きかとまどろんでると 少々大きい声で
「頭 痛い」この声でやっと起きる羽目になる。
幸い 長男も単なる風邪の類いだったらしく 今は回復している。

それにしても後で聞いたら 結構長く自分を起こしていたそうな・・・
年を取ると 起こされるのも辛くなるが 起きるまでの
時間も長くなるらしく・・・・
夜中に誰かが急患になっても使いものにならない日は
遠くないような・・・・子育ては若いときに限るのか・・・

ちょっと悲しき納得事である。

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