でっかい

時々見かけるでっかい蚊
カガンボって言うんだってさ
なんだか文字だけでも大きさが伝わってきそうだね

まっしろだ

なんだこりゃ　街が真っ白だ
春霞とでも言うんだろうか　なんだか知らない場所みたいだ
生暖かい朝の空気と　寝ぼけたような空の姿に

簡単に思えるからこそ難しい

世界はもっと単純に出来ている　そのはずだ
でもそれを考え始めて　思い悩んで立ち止まって
ふらふらとたどり着いた先にある　そんな心

にやり

月が空でニヤリと笑う
なにを思うのか　なにを見ているのか
見る度色をなくす空に　光り始めた星たちとともに

さぁおいで

優しく声をかけるように辛夷（こぶし）の花が咲き始めた
近づいては遠ざかる春を　腕を広げて抱き寄せるように
甘く切なく過ぎる季節　また君に会えますように

ユキヤナギ

雪の名前を持った春を告げる花
小さく集まって　心まで温かくするような
晴れ間の中に吹く冷たい風　気持ちの上では春まだ遠く

赤い赤い

赤い赤い　万両の実
冬を越えて　春の暖かさにもっと色を深く
変わりゆく季節と　変わらない日常の狭間で

カラフル

夜の明かりがカラフルに写り込む
人の目とは少しだけ違う　デジタルな目線
当たり前の景色も　見方を変えればまた新しい世界

カメラ：デジタルハリネズミ２

おはなし隊

ふと道の駅でこんな車を見かけた
どうやら全国を回っているみたい
こういう活動　少し興味があるな

撮影：三重県紀北町　道の駅マンボウ
リンク：本と遊ぼう全国訪問おはなし隊

蛾たち

啓蟄も越え　虫たちの動きがだんだんと出てきた
なにを思ってここに飛んでくるのか　何匹かの蛾を見つける
ヒトは嫌うかもしれないけれど　蛾に出会える場所は少し楽しい