夕の風

風は優しく吹き始め　陽は緩やかに傾き始める
とどまることのない時は　なめらかに過ぎ去って
忘れたくない夕焼け　また一枚写真が増えて

虫

くわえた虫は誰に与えるんだろう
呼び合う親子　寄り添う夫婦？
鳥鳴く空は　どこまでも青く夏のように

きのこ

雨降りの後　ひょっこりと顔を出したきのこ
梅雨空の下で小さく傘を広げ
雨を待つように　新しい傘でその空を見上げ

見上げる鳥

空を見上げる鳥は　雨降る空の下で
近くに巣でも作ったのか　ずっと鳴き続けて
変わる季節の中　またこの場所に戻ってきたようで

えくすとらすてーじ

またあんたか・・・

雨落ちる

雨落ちる空は　息つく時を忘れたように
降り続く雨は　流れ出す風の下で
時折吹き付け　窓に雨の粒を残して

あじさい

あじさい香る梅雨の空
降らないまでも　まとわりつく湿気と湿った雲の下で
流れ出す風さえも　なまあたたかな空気を運んで

蛾の世界

さて、夏が近づいてきたからでしょうか。よく蛾に出会うようになってきました。
まぁ、蛾といえば電灯の周りをうろうろしてるジャマなものでしかないんですが、まじまじと見ると奥が深いように感じます。

と、雑記チックに書くのはものすごく久しぶりな気がしないでも無い今日この頃。
最近こっそり蛾にはまりかけているといっても過言じゃないかもしれません。前のオオミズアオ以降おもしろい蛾が居ると写真を撮ってる気がします。（まぁ、まだ３，４種くらいですが・・・）

それにしてもネットってすごいですね。なんでも見つかります（笑
名前がわかんなかったって、種類と色？なんかで画像検索かけるとよく出てきます。今日のホタルガなんて「蛾　黒い」で出てきたくらいですからｗ

それにしても身近にこんな生物が居たのかと思うほど、不思議で奥が深くて、怪しいほどの気品と華麗さみたいなものを持ってるので驚きです。
で、上の写真。「シャチホコガ」というそうです。細かい名前はわかりません。さっき「ネットはすごい」と言ってましたが撤回します。この種類の蛾は多すぎて把握できません（汗＆笑

http://www.jpmoth.org/Notodontidae/F0000Thumb.html
まぁ、このページを見てもらえればわかるような気がします。

そんなわけでおもしろい蛾が撮れたらまたここに乗せてみます。
あ、そうそう。この上の写真の蛾ですが知ってる人は教えてください（笑
わかんないと勝手に名前つけちゃいます。
なんだか鎧を着込んでるようにも見えるし、命名：「キングシャチホコ」とかなっちゃうから（キングはそんな鎧着ない（謎）


参照：みんなで作る日本産蛾類図鑑
（ちなみにオオミズアオとホタルガが旬の蛾として紹介されてます）

黒い羽根

黒い羽根は静かに昼の時を過ごし
夜の明かりを捜すのか　止まったまま動かず
見るほどにつややかな黒　深い蛾の世界を見たような

撮影：ホタルガ

つゆぞらぞめる

梅雨空染める赤い色は　夏に向かう空の色
音もなく変わっていく空は　なまあたたかな風の中で
聞こえる足音は　雨の音か夏の足音か