久遠の絃

-くおんのいと-
since 2003/9/1
キレイな写真なんていらない。もっと本当の姿が見たい

アテネパラリンピック開幕~

2004年09月18日 01時23分18秒 | 雑記
というわけで今夜(17日夜)アテネパラリンピックが開幕するらしいです。
らしいというのは、さっきヤフーのニュースで知ったくらいで、テレビ見ててもあんまり報道されてなかったような気がします。

まぁ、時期としてもどうしても通常オリンピックが終わったあとに開催されるために、少し盛り上がりに欠けるのかもしれません。
別に何が悪いというわけでも、良いというわけでもないですが、もう少し開催日とかメディアの積極的な報道に力を入れてもらいたいと思いますね。


で、そのパラリンピックですが1951年にリハビリの一環として始まったとのこと。
http://homepage3.nifty.com/little-wave/paralympic/pic001.htm
その後、東京オリンピックにて「パラリンピック」という名称になり、今では(para(もう一つの)オリンピック)という意味合いとなりました。


少し気になるのは、上のページの下の方に書かれている「オリンピックは記録が残り、パラリンピックは記憶に残る 」という言葉。

この辺は個人的意見なので、読み飛ばしてもらえれば幸いですが、
障害者と呼ばれる人が、障害者と呼ばれなきゃならない訳じゃないわけで、誰だって競技会に出るからには記録を残したいだろうし、自分のベストを目指していると思います。
参加することに意義がある。という言葉もありますが、勝ってガッツポーズをとる人もいれば、涙を流す人もいる。上の言葉はそれを否定しかねないイメージを持っちゃいましたね。


とはいえ、前向きにリハビリを続けたり筋力アップを図ったり、技術の上に工夫を重ね、汗をかきながら走る姿には頭が下がります。
そんな中、生まれつきだったり事故で背負ってしまったハンデを乗り越えるには、相当の時間と努力が必要なのかもしれません。

走り抜く喜びはなにものにも変えがたいのかもしれません。それを見た人々にはやっぱり伝わってくるものがいっぱいあります。それは先に見たアスリート達と何も変わるものはなく、やり遂げ、見ている者が同じように感動したり涙を流したり。

パラリンピックという枠で囲んでしまう前にアスリートとして応援していきたいと思います。


と、書いてみましたが、自分の中で二つの意見がぶつかっていることに気づきました。
アスリートとしての選手か、障害を乗り越えようとしている選手か。
こうやって考えながら書いていくうちに「オリンピックは記録が残り、パラリンピックは記憶に残る 」の言葉の意味が少し見えてきたような気がします。

「勝つ意志」と「ゴールする意志」は同じかもしれません。そこに「誰よりも早く」という言葉が付け加わればもっと大きな意味へと変わっていくでしょう。


日本に限らず戦い続ける世界のアスリート達へエールを!!


参照リンク:
パラリンピックを応援しよう
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