久遠の絃

-くおんのいと-
since 2003/9/1
キレイな写真なんていらない。もっと本当の姿が見たい

久遠5(ふぁいぶ)

2008年09月01日 21時49分23秒 | 雑記

 早いもので今年も8月が終わってしまいました。
 いや、今年の夏も本当に早かった。世間で夏休みが始まる前に思わず泳ぎに行って誰もいない海を眺めてたくらい早かった。
 その後仕事仕事の毎日で、休みに限って雨が降る。あんなに晴れた日ばっかりだった夏にもかかわらず、休みの日に限って曇ってたり雨が降ったり。結局夏前の1回しか泳ぐことが出来ず、いつもながら相変わらずの夏休み(世間が夏休みであって、こっちは仕事です)でした。
 思い出を語ればきりがないというか、”昨日の記憶は書き捨てる”様な日常を送ってましたので、とりあえず久遠で勝手に想像してみてください(無茶

 そんなわけで久遠が5年を超えました。閏年を2回も超えちゃいました。大変です。順調に年取ってます(笑
 久遠に関してはいろいろ計画があるんですが、まるでほったらかしのため手も付けずに頭の中の引き出しの中に眠ってます。時々引き出してみるとホコリがかぶってたり虫が食ってたりで判別不能になってる場合もあったり無かったり。
 とりあえず計画として上がってたものを羅列してみましょうか。

1年分をまとめて本にする。(1年分365ページ)
本を作ってどっかの即売会で売ってみる。
こっそり展示会もしくは個展を試みる。
ことばのうみを一冊の本に
1年分を凝縮して本にする。(奇数月・偶数月で分ける)
いっそのこと無かったことにする(笑


 とまぁ、こんな感じでしょうか。
 最後の”いっそのこと無かったことにする”ですが、簡単そうに見えて実は難しい気がします。どちらかといえば終わる場所を探しているのかも知れません。だからそれが見えない限り続けていくはずです。始めるときの決断なんて微々たるものです。3日坊主で終わるも一年続くも同じようなものです。50歩と100歩を比べるようなものです。たとえ50歩でももう少し歩いたら100歩です。歩き続ければいつかどこかにたどり着くんだと信じてます。歩き出した一歩ならば、次に止まる決断を迫られます。
 止まる決断をするのであればそこに理由が必要になります。それはよく言う”いいわけ”でもあり”本当の決断”でもあるのです。まだ止まることが出来ず歩き続けているのは、いいわけも決断も出来ない弱さでもあります。
 たとえばの話、今日で更新を打ち切ることだって出来るのです。でもそんな決断は出来ません。理由もなく写真を撮らなくなり、理由もなく文字を書かなくなることはあり得ません。気を引かれるからこそ写真を撮って、それを元に文字を書く。忙しさにかまけて気の入らない写真に対して文字を書くのは少しつらいこともあります。
 だからって今歩くのをやめてしまったらこの文字と写真の中から抜け出せなくなってしまうでしょう。歩き続けるからこその悩みとおもしろさを捨てるなんてぼくには出来ないのかも知れません。夢も希望もあるのかも知れないし、無いのかも知れない。いや、あるはずだけどヒトには語らない。語ってしまえば本当になってしまうのです。
 本当になってしまうというのは、現実になるとかそんなものではなく、それが当たり前になってしまうとでも言うのでしょうか。夢ばかり追い求めれば空を掴む。だから夢を傍らにゆっくりと時間をかけて温めていきたいものです。

 とよく分からない話になりましたが、基本の姿勢はこんなものです。続けるためには気楽さが必要です。両手に夢を抱えてたら掴めるものも掴めなくなります。そんなときは背負えば楽です。背中にあればもしかしたらヒトに見つからないし、もしかしたら背中で語ることも出来るかも知れません。手が空いていれば両手で新しい夢を描くことも出来るのです。

 計画を立てることが苦手なので、あやふやなまま月日が流れます。上の方に書いた夢のような計画も倒れたまま芽を出しては消えてしまいます。
 何度”今年こそは”と思ったことか分かりません。でも過去は過去。今は今。明日は明日の風が吹く。そんな風に乗ってやってきてしまったので、戻ろうにも戻れません。
 今日と昨日の狭間で昨日を書き捨て今日を過ごす。だからこそ昨日書いたものはしょせん昨日のもの。今日の言葉ではない。昨日の写真は昨日のもので今日撮ったものじゃない。だからこそ今日撮った写真と、今日書いた文字を続けています。

 いい意味で前向き、変な意味で楽観的。怪しい意味でテキトー。深く考えるよりも感じたままに生きている今日この頃です。
 写真を撮るときはいつも一瞬。あれこれ考えるより気持ちで撮る。まぁ、そこが強みでもあり弱みでもあるんでしょうが、バッチリ取れたときの気持ちよさと、すっとカメラをポケットから出してさっと撮影、すっとしまう瞬間が好きです。一撃必殺です(笑

 そんなわけで長くなりました。久しぶりに言いたいことを言えたような気がします。上の方に書いた計画云々はとりあえず煮込んでいい頃合いになったら実現しようと思います。

 もし何かの間違いで5年分の久遠全て読んじゃったヒトには、もし本になったときには怪しいサインでもしてお送りします。
 乾燥(干)などとともにworldあっとcham.ne.jp(あっとを@にして)までお知らせ下さい(笑

 それでは6年目もよろしくお願いします。

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