久遠の絃

-くおんのいと-
since 2003/9/1
キレイな写真なんていらない。もっと本当の姿が見たい

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少しだけ語る。

2012年11月19日 21時37分18秒 | 雑記
父が旅立ってから4ヶ月くらい経ったようです。
日に日に父の影が遠ざかっていくような、そんな感じがします。

入院中に車の車検の時期が来て、次はいつ乗れるのかわからない。
そんな状況の中、当たり前のように父は車検を通しました。
もちろん帰って乗るつもりだったんでしょう。
それが励みになればとも思いましたが、それも叶わず遺品という形で残りました。

時々乗ってやってくれとよく言ってましたが、足となる自分の車はあるし、
母親は免許がなく乗ることができません。
近くに必要な人がいれば譲るつもりでもありましたが、
車が無くては生活の出来ない地域で、必要としている人も特にいません。
ただ、もっと広く声をかけても良かったんでしょうが、
気持ち的なものでどうにも決心がつきませんでした。

来年3月くらいまでは税金も払い込んでるので、そこまで持っているつもりでしたが、
自動車保険の更新が近づいてきて、
さすがに保険も無しに乗るわけにもいかず、今日引き取りに来てもらいました。

昨日更新した写真がその車です。
仕事を早めに切り上げて、洗ってみました。
しばらく洗っていない車はホコリだらけでしたが、見違えるようにピカピカに見えました。
その後母とその車で買い物に出かけ、いつもの車庫に入れた時の写真です。

なんとか車には価値がついたようで、買った時に比べれば雀の涙のようなお札が帰って来ました。
ぼくが乗ってる車のホイールの購入資金にでもしようかと思ってます。

それがいいのか悪いのかはよくわかりませんが、形を変えても走ることが出来るなら
それでいいのかもしれません。この辺は気持ちの問題ですがね。


いつもの車庫に父親の車がなく、ぼくの車が入りました。
庭がいつも以上に広くなりました。
なんだか色々変わっていくようです。

喉元過ぎれば熱さも忘れるようですが、舌はしっかりやけどしてます。
この景色に慣れるまでもう少し時間がかかるようです。
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懲りないなキミも

2012年11月19日 21時16分14秒 | 久遠
ゴミ捨て場の辺りで がさごそと音がする
屋根に乗った鳥も 不思議そうな顔で眺めている
なんだまたキミか 懲りずにまた落ちたんだな

撮影:三重県紀北町 イタチ
参照:2012年01月06日
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