久遠の絃

-くおんのいと-
since 2003/9/1
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ヒロシ

2006年12月09日 23時18分05秒 | 雑記
さて、なんだか突然読みたくなるのが森博嗣。
どっちかというと本なんて漫画くらいしか読まない今日この頃ですが、なぜだか読みたくなります。
まぁ、日頃の反動だったり芸の肥やしみたいな感じでしょうか。
お話考えてる気分転換みたいなもので読みたくなるわけですが、最近は冒険することもなく手堅くいきたいのかもしれません。

ぶっちゃけて言うとおもしろくない作品・・・ とかいうと語弊があるので言い切りはしませんが、読んでいてイメージが出来ないとか、もしくはイメージがぼろぼろになるとか、そんなお話がダメなんですね(読解力が足りないだけかもしれませんが)
根本的に読んでいて投げ出したくなる本が時々ありますね。つまらないわけじゃない、でももう読めない・・・ 的なものです。
これと々状況になったのが小川未明短編集(新版)ですね。
作品はとてもいい。ものすごく気持ちのいいお話なんですが、買った本が悪かった。
どうも読みにくさや、文章の気持ちの悪さなんかを感じてたんですが、巻末を見てがっかり。仮名遣いが現代仮名遣いに直されてたんですね。
どうやらそれが引っかかってたみたいです。
並べられた文章の中で他者の手が加わった場合、文章は綺麗さを失っちゃうのかもしれません。
それは流れだったり、読み聞こえてくる作品の中の音だったり。そんな心地よさが人の手が加わることによって崩れちゃうのかもしれません。

それ以降本を選ぶのに慎重になったり、読んでる途中で首をかしげてみたりし始めたような気がします。
まぁ、中学高校の時の英語の授業でも同じようなことがあって、英文を読み解く上でそれを訳すわけですが、意味が通じないと混乱し始めます。
単語を拾っていけば大まかな意味は見えてくるんですが、その単語をつなげても全く文章にならないんですね。文章になったとしても嫌いな文章というか、意味だけはつたわる気持ちの悪い文章にしかできなくて困りました。
いいわけとしては、英文を作った作者、訳す教師、困る自分。と三人の人間が絡んでいるわけです。各個のイメージを又聞きするような形になるんでその辺が、英語の出来ない理由なんだと思います。

で、話を戻します。
そんなわけで信用できる作家を捜してる今日この頃です。
森博嗣は読んでると楽しいんですが、あまりにも天才肌というのか何というのか、時々打ちのめされたような気になります。いい意味で”とんでもない”人なのかもしれません。
あと気になってるのがホリ・ヒロシ。
なんだかにたような名前ですが、こちらは人形師の人です。
一度だけテレビで見たんですがこちらも”とんでもない人”の部類に入ります。
人形がとてもすばらしいんです。衣装も華麗なんです。人形は人形でなく生きてるんです。
もう、テレビを見ながらどきどきしてたのをまだ覚えてますね。

そんなわけでヒロシの名前にはハズレはない。
まぁ、どんなヒロシかは知りませんが、ほかに
人をだますヒロシや、ふつうのヒロシや、猫だったり・・・
やっぱりハズレを探すより大当たりを探したい今日この頃です


森博嗣浮遊工作室

ホリ・ヒロシ(BS-i)
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雫の中に

2006年12月09日 22時06分33秒 | 久遠
雫の中にもう一つの世界
逆しまに映るその場所は こことは少し違う場所
あたりまえの場所に あたりまえのように ただ少しだけ違う場所
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