『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

復活新年会

2019年01月02日 | 定年退職後の人生

今日は兄弟の家族が集まって新年会。
我が一族の出世頭、従兄弟が田園調布に建てた新居のお披露目もかねて、
兄夫婦に娘夫婦と3か月の赤ちゃんを連れて、弟夫婦と長女、我が家は嫁さんと娘二人、
従兄弟一家の4人と総勢15人と一匹が集結。

従兄弟は10代に1500人もの子分を従える暴走族のヘッドだったが、
その後、共同経営で始めた会社の借金数億円を抱えさせられて、
必死に働いて今の状況に至ったという、努力の人。
子供の頃は貧乏で、食べる事すら大変な生活をして育ってきた。
従兄弟いわく『どぶ板の下から顔を出して、生きてきた』という。

実はこの新年会は7年前までお袋が住んでいた実家で毎年やっていた。
お袋に会いに行く・・・・という名目で、皆が集まる理由にもなっていた。
お袋が他界して、その実家を僕が引き継いだのだけれど、
家族は三鷹の自宅から引っ越すことに難色を示して、実家の扱いに悩んだ。
結局、新築するはずの家を、アパート建設に切り替えて、実家は無くなった。
同時に集まる場所も失って、兄弟の新年会もやらなくなった。

お袋が亡くなって、僕が引き継いだ時点で実家はお袋の家ではなくなって、
僕の持ち家になった時点で、今後集まる場所は何処でも良くなった。
そうは言っても、僕は少しばかり責任を感じていた。
『兄貴の家でも、「誰かの家に遊びに行く」事に変わりはない・・・』
そう言ってくれた弟の一言で救われていた。
兄弟の集まりへずっと参加してきて、兄弟同様に付き合ってきた従兄弟は
逆にそんな集まりをしなくなった事に寂しさを感じていたのでしょう。

従兄弟の嫁さんが、お袋の事を凄く慕ってくれていたことも大きかった。
解体した実家に有った一番古い半世紀以上も前の食器棚を譲ってほしいと言われて、
処分に悩んでいた僕は、喜んで引き取ってもらった。
その食器棚は、お袋が結婚して初めてオヤジに買ってもらった家具だった。
ぼろぼろで、汚くてもそういう歴史のある食器棚。
それを嬉しそうに貰ってくれたうえに、その食器棚に合わせて家を設計したと言う。
その食器棚を見るのも7年ぶり。
綺麗に磨き上げて、大事に使ってくれていた。嬉しかったですねぇ・・・・

昼過ぎからみんなで酒を飲みながら11時過ぎまで良く飲んだ。
日本酒、ウィスキー、ビール、ワイン・・・・
久しぶりに兄弟で『だらだら飲み』をして、何だか凄く楽しかった。
結局、帰宅したのは終電の時間。

やっぱり兄弟が集まる場所って必要なんだな・・・・
そんなことを考えながら、従兄弟夫婦の心遣いに感謝した一日でした。

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