『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

モチベーションアップ株式会社の記事・・・・大きな岩はなかなか動かない

2017年07月12日 | Weblog

モチベーションアップ株式会社の記事に相変わらずアクセスが多い。
この会社に頼る組織っていうのは、基本的に何をやっても駄目な気がします。

会社のホームページに記されている、この講習を受けた会社の名前を見ると
正直な話、一部上場企業は見当たらない。
最近思うのは、一部上場企業と言うのは、会社の事業規模は勿論だが
それ以外の部分、例えばこういった意識改革みたいな教育ひとつ取っても
誰かに言われてや、他人の手を借りたりするような事はしないんでしょうね。

それは『良家』の躾がしっかりしている事に似ている気がします。
『良家』っていうのは、金持ちっていう事ではない。
成金なんて、何処か品が無くて嫌われることが多いように
『良家』と言うのはその家の歴史が作り上げた財産のような気がします。

かの三菱財閥の創始者、岩崎弥太郎も品が無い下級武士の出だと聞く。
でも、長い歴史の中で単なる成金から、いつしか『良家』になって行った。
多分それには、身内にしっかりとした人間が居て、
長い時間をかけて、『良家』に変わって行ったのだと思う。

実は退職時に在籍した子会社が、この会社のポスターを貼ったり
管理職にセミナーを受講させていた。
それを見て、僕が批判したのが前回の記事です。

でも、その会社を退職して、今の職場に居ると、
前の子会社でも数段マシに見えてしまうほど、社員の意識が低い。

前の会社の社長に迎え入れられて異動した時に、
最初に言われたことは
『大きな岩を動かすには、かなりのエネルギーが要る』と言う事。
意識改革をさせようとしたら、自分が本気にならないと駄目だと…

それで、色々やったのですが、大きな岩を動かし切れなかった。
少し動いたかなって思ったけれど、管理職を降りた途端に、
元部下たちは、新しいリーダーの方針に従うようになって元の姿に戻ってしまった。
これは組織という事を考えれば、当たり前の事なので、仕方がない。
限られた時間で岩を動かしきれなかった、僕の力不足でしょう。

でも、今度の岩は動かす気力が湧かないほど大きい。
それに僕は定年退職して一種の『やりきった感』みたいなものがあって、
そう云った気力を出す『モチベーション』を持ち合わせていない。

社員の意識改革なんていうものは、本人たちが問題意識を持って
それを変えて行こうという気持ちが無ければ、何も変わらない。
元社長が言っていた言葉が、身に沁みる毎日です。

コメント
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